車中泊が快適に? ポータブル電源は信頼出来る物を選ぼう!

趣味のアウトドア

前回の車載冷蔵庫に引き続き、持って行こうか迷ったものの一つにポータブル電源がありますが、これに関しては本当に持って行って良かったと思っています。

大活躍のポータブル電源

長旅、それも車中泊の旅となると、どうしても出てくるのが電源問題です。
旅行に限らず、スマホなどは日常生活に欠かせない物ですが、どうしても充電が必要になってきます。

車中泊で旅をしようと思ったら、季節によって扇風機や電気毛布など温度調整の為の機器をはじめ、車内を照らすLEDランタンから車載冷蔵庫や電気ケトルなどの調理関係の機器、或いは私のようにタブレットやノートパソコンを持っていく人もいるかも知れません。

とにかく電力を使う道具は無数に溢れていると思います。
そんな時、ポータブル電源は非常に役に立ってくれるんです。

普段の生活では当たり前に使っていますが、電気のコンセントが無い事がどれほど不便な事か!
普通にいつもの電子機器を使える安心感は、何者にも替え難いものだと実感しました。

充電なら車でも出来るのでは?

充電などは車のアクセサリーソケットでも出来ますし、今は多くの車にUSBポートもついていますので、そちらを使えば良いじゃないかと思われるかもしれませんが、USBポートなどは精々2~3口ですし、そもそもエンジンが掛かっていない時は使えません。
それに電子機器の中にはAC(交流)コンセントでなければ使えない物もあったりします。
アクセサリーソケットをACに変換してくれるアダプターなどもありますが、その場合でもエンジンが停止している間は使えないという点に変わりはありません。

いくら車中泊の旅と言っても、実際に運転しているのは数時間という事が多いのではないでしょうか?(私はそれが限界でした)
つまり1日のうちでもエンジンを停めている時間の方が圧倒的に長く、更に言えば電子機器を使いたいのは停車中の場合がほとんどです。

私が使ったポータブル電源

私が今回の旅に持って言ったのは、前回も書きましたがJakeryというメーカーのポータブル電源で、サイズ(容量)は中間サイズにあたる1000whタイプの物を持っていきました。

1000whあると様々な電子機器を使用する事が出来て、冬キャンプなどで電気毛布を使っても、2~3晩くらいは余裕で使えます。

今回の車載冷蔵庫に至っては、走行中は車のアクセサリーソケットを使い、停車時にポータブル電源に切り替えるという使い方ならば、余裕で1週間は使えるかと思います。
ただし、ポータブル電源を充電しながら車載冷蔵庫へ給電する、いわゆるスループットは止めた方が良いかと思います。

スクラムワゴンにはアクセサリーソケットが2口ありましたので、一つは車載冷蔵庫、もう一つはポータブル電源に繋いでおく事が出来ました。
今回は停車中は車載冷蔵庫への給電はしませんでしたので、電気不足を感じる場面は一度も無かったですね。

Jakeryの良い所

個人的に一番良いと思われるポイントは、電源容量が信頼出来るというのが一番大きいと思っています。
以前に安いポータブル電源を買った時には、表記されている容量よりも遥かに実際の容量が少ないと感じていました。

Jakeryに関しても、容量について正確に測定した訳ではありませんが、実際に使用した感覚としては、表記に近い容量があると信頼しています。
後の項目でも書きますが、ポータブル電源に関しては、この信頼出来るかどうかというポイントはメッチャ大きいと思います。

それと、形状がスクエアで座りが良い点もおススメな点ですね。
取っ手が本体にフィットする形で収まるので、天板が本当にフラットになります。

あまり上に物を乗せるのは良く無いのかもしれませんが、私は洗面セット等のちょっとした小物の「一時置き場」として重宝しました(あくまでも短時間で常に置いていた訳ではありません)

容量と同様に、実際に測定した訳ではないのですが、かなり充電効率も良いと感じました。
家ではキャンプなどに行く前夜に充電するので、あまり意識した事は無かったのですが、今回の旅では、80%くらいまで減っていても数時間のドライブでほぼ満充電になっていました(この辺りは車の性能やポタ電自体の容量の関係もあると思いますが)

いずれにしろ、今回の車中泊の旅では、Jakeryのおかげで、電気関係で困った事は一度もありませんでした。

ポータブル電源の必要容量は?

以前は全く聞いた事の無いメーカーの、300wh(約80000mAh)のポータブル電源を使っていましたが、電気毛布を「弱」にしても一晩持ってくれませでした。
商品説明には、一泊程度なら十分な容量となっていたのですが、外れ品を引いてしまったのかも知れません(説明やレビューが怪しげな日本語だった点で気付くべきだったかも)

ちなみにタブレットなどを充電してみても、感覚的には20000mAhクラスのポータブルバッテリーと大差無いように感じました。

どんな機器を使うのかによって消費電力は大きく差が出るので一概には言えませんが、一泊程度のソロキャンプならば300wh前後、2~3泊するのなら1000wh前後、大人数で使いたいならば1000wh以上(青天井)が良いのかな~と感じています。

ただし、あくまでも信頼できるメーカーの物が良いかと思います。
以前に私が使っていたような300whで一万円台前半の商品は、少々リスキーなのではないかと思います。

ポータブル電源は決して安い物ではありませんが、Jakeryなどは良くセールを行っているので、30%OFFとか意外と安く手に入る事があります。

電気の無い生活には戻れない

今回の旅では、車内調理はしないと決めて出発しましたが、仮に車内調理をするのであれば、安全性を考えるとガス等ではなく電気に頼る場面が多くなるのかなと感じています(たとえばケトルなど)

いずれにしても予想以上に電気を必要とする場面は多く、ホテルなどに宿泊するのでなければ、やはりポータブル電源があった方が旅は快適になります。
ちなみに道の駅などでの充電は明確に禁止と掲示されている所もありますし、盗電にあたる迷惑行為だと思うので、掲示が無くても止めておくべきだと思います。

もう一つ、照明関係は電池式のランタンも持っていったのですが、重量も重くて嵩張るし使用済みの電池も処分出来ないしで、やはり充電式の方が使い勝手が良かったですね。

他にもパソコンでブログの更新をしたりなど、本当に電気を使用する場面は多く、私には本格的なアウトドア(サバイバル)生活は絶対に無理だと切実に感じました(笑)

本来であればキャンプなどは、不便さを楽しむという一面もあるのかも知れませんが、もはや電気の使えない生活は想像もつかないというのが正直な感想です。
東日本大震災の時、計画停電などで電気が使えない生活を経験している筈なのに、喉元過ぎれば何とやらという事でしょうか?(^^;

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