北海道車中泊の旅11日目(その2)青森でまたもやトラブル?

FIREについて

え~前回に引き続き、車中泊の旅11日目について少し書こうかと思います。
実は青森についてからも、まさかの事態を起こしてしまいました。
二度とこんな事がないよう自省を含めて記します。

まさかのネットカフェで宿泊?

函館をフェリーで出航し青森に到着したのは何と午後9時10分!
当然ですが、辺りはすでに真っ暗です。
今までだったら「これからどうしよう?」と慌てている所ですが、でも今日は夜を凌ぐ秘策があるのです。

旭川で見かけてから「その手も有りだよぁ」」と思っていた秘策。
それは「ネットカフェに宿泊する」これですよ。

ネットカフェなら駐車場やトイレもあるし、中にはシャワールームやコインランドリーまで備わっている店もある。
宿泊者向けとしか思えない、夜間パックなる料金設定も設けられているので、これは泊まってみるしかないでしょう!と、さっそく青森市にあるネットカフェへ向かいました。

ネットカフェの実用性は?

クルマを走らせながら「満員だったらどうしよう?」と少し不安もありましたが、ちゃんと席(ブース?)が空いていて一安心しました。

さっそく入店してみると、お店の中は快適な温度で、微かに音楽は流れているものの静かなものです。これなら朝まで快適に寝られるのでは? と期待が高まります。

ニュースなどで、ネットカフェに長期間寝泊りするネカフェ難民なんて言葉も出てきましたが、確かに一夜を過ごすには何の問題も無さそうです。

飲み物は自由に飲めるし、お腹が減れば食事を注文する事も出来る。
店内にフリーwifiもあるので、ブログの作業をする事も出来る。まさに至れりつくせりで一夜を過ごすには十分な環境だと思えました。
何と言ってもネットカフェは結構利用しているので、勝って知ったる何とやらというヤツですね。

やっぱり無理

ネットカフェに入店し、フラットという床が平らな半個室のブースを取りました。
入室してみると一人が一夜を過ごすには十分なスペースがあり、床には薄いけれども一応はクッションのような物が敷いてあり座椅子が用意されていました。

時間は既に10時を回ってたのですが、せっかく「ネットカフェ」に入ったのだからと、数冊の漫画を読んでから寝る事にしました・・・が、寝られないんです!

何だろう? 別に寒い訳でもないし音だって道の駅などのトラックの音とかに比べれば遥かに静かな筈、床だって薄いとは言っても一応はクッションが敷いてある。でも寝られないんですよ。

いざ寝ようと思うと、店員さんの声が気になったり、薄い壁一枚隔てたとなりのブースが気になったりして、とても寝られる感じがしません(こんなに繊細?だったとは自分でもビックリです)
それでも1時間以上は粘ってみたのですが、まったく寝付く事が出来ず明日以降の体調への不安を感じ、選択を迫られる事になりました。

寝られる場所を探して

このままネットカフェで眠れぬ夜を過ごすか? 寝られそうな場所を探して彷徨うか?
ネットカフェで一夜を明かした場合、そうでなくても疲労が溜まり始めている上に寝不足での運転になるので、とても危険な事は確かです。
これから寝られそうな場所を探すと言っても、既に深夜0時を回っているので、慣れない夜間運転をする危険性があり、いずれにしても危険な事に変わりはありません。

悩んだ末、ネットカフェを出て寝られそうな場所を探す事に決めました。
このままネットカフェで一夜を明かした場合、体調が悪化し最悪の場合風邪などで動けなくなってしまう予感があったのと、疲れていると言っても今ならまだ多少の運転は可能だろうと考えたからです。

そうと決まれば何処か寝られる場所はあるのか、幸いネットカフェのネットが使えたので「青森市」「車中泊」で検索して、近くにとまれそうな場所がないか調べました。
その結果、35kmほど離れた場所に「道の駅つるた」という場所があるのを発見、ダメ元でそこへ行ってみようと思い、ネットカフェを後にしました。

「道の駅つるた」で一泊

ネットカフェを出て1時間ほどクルマを走らせて、ようやく「道の駅つるね」に到着した時には、既に時刻は1時を過ぎて2時近くになっていました。
あまり大きくない道の駅なのですが、既に何台か車中泊と思われる車が停車しています。

私も他の方や一般の利用客に、極力ジャマにならないように駐車場の一番隅に車を停めさせてもらい寝袋に潜り込みました。

車の中で寝袋に包まっていると、何故か自分の家に帰ってきたような安心感があります
車中泊の旅を初めてからまだ2週間足らずですが、思いのほか車内で寝るという環境に馴染んでいるようで少し驚きました。

疲れからか安心感からか、寝袋に入ってすぐに眠りにおち、翌朝は5時頃に目が冷めました。
睡眠時間は3時間ほどでしたが、思いのほか深く眠れたのか疲労感などは残っておらず、まだ旅を続けられそうです。

それにしても、疲れた身体で一時間ほどとは言え、深夜に慣れない運転するのは危険な行為だと思います。
今回の旅は、若いころに体験した行き当たりばったりの旅をもう一度と思って始めましたが、やはり若いころだからこそ許されるというか、良い歳をした大人がするものでは無いと痛感しました

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