Only Up のRTA配信を見て、FIREに似ているなと感じました。

FIREについて

実は、もう1週間近く前になりますが、ホロライブの白上フブキさんのOnlyUpという動画のRTAチャレンジに刺激されて一か月ぶりに山に登ってきました。
その時に、Only UpってFIREと似てないか? と思いましたので、それについて書いてみようと思います。

Only Upとは?

ホロライブなどのVtubereをはじめ、ゲーム実況者の間で先月辺りから流行りはじめたゲームの事で、内容とすれば題名の通り「Only Up(ひたすら登るだけ)」のゲームです。

この「登るだけ」というジャンルのゲームは結構根強い人気があるようで、JumpKingGetting over it(通称壺おじ)のRTA(リアルタイムアタック)は、ゲーム配信の定番となっているようです。

私のような還暦のオジさんは興味の無い方も多いかも知れませんね

Only Upも他のゲームと同様に、ゲームプレイが単調にならないように様々なギミックがあり、初見殺しと呼べるような罠があったり、ショートカットがあったりでと、見ていて飽きない配信向きのゲームのようですね。

ゲーム画面も3Dでリアル感があり、高所恐怖症の私などはいわゆる……タマヒュン……な場面も多く、ゲーム実況を見ているだけでもハラハラドキドキしながら楽しめると思います。

白上フブキさんのRTA

白上フブキさんは、アニメ調のキャラクターと可愛いらしい声が特徴のVtuberさんで、以前にビターチョコデコレーションという曲を記事にした時も引用させてもらったりと、私の好きな配信者の一人です。

歌も上手いのですが、ホロライブの中でも多様なジャンルのゲームが上手く、ホロライブゲーマーズというユニットを組んでいます。

そんな白上フブキさんのOnly UpのRTA配信ですが、もうゲームの域を超えてスポーツでしたね(まあe-sportsなんて言葉もあるくらいですしね)

他の登りゲーにも言える事ですが、Only Upもキャラクターの操作が難しいようで、ショートカットを見つけても、それを上手く使うために何度も試行錯誤を繰り返す様は、本当にスポーツの特訓を見ているようでした。

ゲーム配信者の凄さ

当然ゲームプレイ自体も上手いのは勿論なのですが、私だったらイライラしてしまって無言になってしまうような場面でも、リスナーとの会話を続けられる事がスゴイですね。

精神状態を安定させている事もスゴイと思いますが、プレイ画面を見つつリスナーのコメントを読んで返事を返しているという事に加えて、そこにエンターテイメント性も忘れないとか、本当にマルチタスクの極みですね。

そんな環境で目標タイム(それもかなり難易度の高い)を設定して、それを達成するというのがスゴイですし、最終日は別の配信枠と被らない制限時間ギリギリまで挑戦し続け、別配信の終了後に再チャレンジをして目標を達成するという「折れない心」もスゴイと思います。

我々の年齢(60台以上)になってしまうと「所詮はゲーム(遊び)だろ?」と考えてしまう人も多いのではと思いますが、一つの事をやり遂げるという力は、他の事にも通じる部分があると思います

FIREへの思い

私は前回のブログでFIREした事に後悔はしていないと書きました。
その気持ちに嘘はありませんが、一方で日々の生活の中で「本当に今の生活で良いのか?」と常に道に迷っている自分がいます。

勿論白上フブキさん達Vtuberの方たちも、様々な悩みや葛藤を抱えていると思いますが、それらを乗り越えて視聴者の皆を楽しませる配信を続けるって、かなりスゴイ事だと思いませんか?
人によっては「ゲームで遊んでいるだけでは?」と言う人もいるかも知れませんが、どんな事であれ全力で邁進する姿は美しいと思いますし、視聴者見えない配信の裏側で、一体どれほどの努力を積み重ねているのだろうと思うと本当に頭が下がります

それに引き換え我が身を振り返ると、FIREしたのにウジウジと生き方に悩むオッサンの何と女々しい事か!

フブちゃんの爪の垢でも煎じて飲みたいです(いや……別に特殊な性癖がある訳ではありませんよ?……きっと……たぶん)

久しぶりに山に登るか!

と言う訳で(何が?)、久しぶりに近所の山に登ってきました。
ゲームが出来ない私は、実地の山登りでRTA! 何て事では無いのですが、何となく刺激を受けて身体を動かしたくなったんですよ。

北海道への旅行中も意識して身体を動かすようにしていましたし、釧路湿原など数キロ程度の観光コースも結構あったので、歩くという事に関してはそれほど体力的に低下していない筈……と思っていたのですが、イザ登り始めると、ものの数百メートルで息は上がるし足はプルプルと震えてくるしで、筋力や心肺機能が低下している事にショックを受けました。

もちろんゲームとは違うので、ショートカットを探したりするのは危険だし、何より環境を守る為にも登山道を外れて登るような事は出来ませんが、それでも途中で引き返そうかと弱気になるのを、OnlyUpで何度落下しても登り続け、新たなショートカットを探しては、それを利用出来るまでキャラクターの操作を練習し続けるフブちゃんの姿を思い出しながら、何とか頂上まで登りきる事が出来ました。

FIREとOnly Upの共通点

Only Upのゲーム配信に刺激されて山を登ってみて、かつてFIREへの過程はヒルクライムに似ていると書いた事を思い出しました。

資産運用や貯蓄率を向上させる為には、単純に家計を節約するのではなく、その過程(節約生活)そのものを楽しむ事が重要という事です。

これはFIREの資産形成の話をしたつもりだったのですが、FIRE後の生活にも当て嵌まるのかも知れないです。

今まで何度も書いてきましたが、FIREしたからと言って生活スタイルが激変したら、あっと言う間に経済面だけではなく生活全般が破綻します(まさに私の現状ですね)
ですがヒルクライムのように精神的・肉体的に苦痛を感じても、その過程自体を楽しめる方法があるかも知れないと思うんです。

そして、そのヒントをフブちゃんのOnly UpのRTA配信に感じました。
今はまだ後ろ向きな毎日を送っていますが、Only Upのように「落ちてもまた登れば良い」「うまく登れないなら別のルートを探せば良い」「ショートカットを見つけても上手く使えないならキャラコン(操作)が上手くなるよう練習すれば良い」そう考えたら前向きになれそうな気がするんです。

「目標を見つけなければ」「生きがいを見つけなけば」と、あまり思い悩まずに「Only Up(ひたすら登るだけ)」と単純に考えれば、その過程自体を楽しむ事も出来るかも……
まあ、そんな簡単に思考を切り替える事は難しいとは思いますが、少しだけヒントを貰えたような気がするんです。

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