生存報告とFIREから一年経過現在の資産状況の変化と

FIREについて

長いことブログの更新が停まってしまっていましたが、生存報告を兼ねてFIREから1年が経過した時点での資産の増減状況などについて書いてみたいと思います。

FIREから1年後の資産状況

2022年4月1日からFIRE生活を始めて一年少々が経ちました。
細かい収支については、また後の項で書こうかと思いますが、ザックリ計算すると昨年4月と今年の4月での資産増減は、約200万円の資産増となりました。

FIRE生活を開始した時点では、年金を貰えるようになるまでは基本的に無収入であり、株式の増減を除いた現預金は減っていく一方だと思っていましたので、株式市場が下落していた状況を考えると予想外の結果となりました。

停滞する株式市場

働いていた頃は定期積み立てをしていた投資信託ですが、退職してからは基本的に放置に近い状況となっています。

そんな中で、昨年1年間は米国を中心としたインフレや世界情勢の不安定さもあり、株式相場は年初より下落し1年を通して停滞したままでした。
個人的には年平均4%程度の増加を見込んでいますが、あくまでも4%というのは長期的に見た場合なので、単年度で下落するのは想定の範囲内と捉えていますし、個人的には数年はレンジ相場が続くのでは? と思ったりもしています。

意外だったのは、私の主力であるS&P500を始めとした米国株が、昨年4月の株価を下回っていますので、投資信託の評価額もマイナスとなると思っていたのですが、何故かトータルでは40万円ほどのプラスとなっていました。

これについては、未だに何故こうなったのか理解出来ていません。

支出に関する計算外(その1)

資産が増える要因になったのは、支出額が想定よりも大幅に下回った事が大きな要因となっていると思っています。

FIRE開始時の予想では、初年度の支出は年間350万円(税金&社会保険料込)程度と見積もっていたのですが、蓋を空けて見れば年間支出は198万円と約100万円以上も少くなかったです。
年間支出が大幅に少なくて済んだ一番の要因は、国保の保険料を7割も減免して貰えた事が大きかったです。

本来は会社の倒産など、止むを得ない事情で職を失った人への救済措置なのですが、私の場合は病気で働けなくなったと認定された為に、減免措置を受ける事が出来ました。

支出に関する計算外(その2)

減免が認定される要因になった病気に関してですが、別の意味でも支出減に貢献(?)する事になりました。

どういう事かと言えば、FIRE前には自由な時間を有意義に過ごして、あちこち旅をしてみたいとか考えていましたが、精神を病んでしまった結果、ほとんど家に引き籠る生活になってしまい、毎月5万円ほどの娯楽費を見込んでいたものの、実際には書籍(雑誌類を含む)の購入費などを含めても月に1万円を切る結果となりました。
ろくに外出もせずに引き籠る生活を続けていれば、そりゃあ娯楽費もかかりません。

同じように、ガソリン代も月平均1万5千円ほどと見積もっていましたが、食材の買い出しなど外出頻度も最低限だった結果、月平均で5000円を下回る結果となりました。

生活費が少なく済んだとは言え、とても喜べる状況では無いですね。

支出に関する計算外(その3)

上記の支出には含めていないのですが、実は屋根やカーポートの修繕、庭のリフォームなども行いました。
当初予定では、500万円ほどかかると想定していたのですが、実際には120万円で済んでしまいました。

複数の業者さんに見積をして貰ったところ、とある業者さんの見積が異様に安かったのです。
他の業者さんとのあまりの価格差に、逆に「何か裏があるのでは?」と勘ぐってしまい、「安いのは有難いのですが、この価格は少しあり得ないのでは?」と聞いてみた所、業者さんから意外な答えが返ってきました。

「今回の見積はほぼ材料費のみで、人件費やら手数料等はほとんど入れていない」との事。
「それでは見積の比較にならないので、全て入れた見積を下さい」と言ったのですが、「今回の工事に関しては、その金額でさせて貰おうと思っています」という答えが・・・

「・・・は?」一体何の事やらと頭の中が「?」マークで埋め尽くされました。

田舎ならではの縁……なのかな?

さすがに理解不能の回答だったので「どういう事でしょう?」と率直に聞いたところ、父が存命だった頃に一緒に仕事をした事があり、見積の下見に来た時に私が父の息子であると判り、この見積になったという事でした。

何の仕事だったのか? 父とどんな関係だったのか? 詳しい話までは聞いていないのですが、一体何があったのだろう?

「ウチも商売なので、流石に赤字になるような金額にはなっていません」という話だったのですが、他の業者さんからは「イヤイヤ材料費にも足りませんよ?」と言われていたので、実際にはかなり無理をした金額だったんじゃないのかなぁ? と思っています。

本当に父とどんな関係があったのだろう? 既に父が他界して10年以上も経っているのに……
そんな父の存在を有難いなと思う一方で、還暦になっても両親に寄生しているヒキニート感が情けない(泣)

収入について

生活費と税金や社会保険料等の公的支出、そして家のリフォーム代、それら全て合わせた合計金額は320万円ほどになりました。
それでも年間トータルで200万円ほど資産が増えたという事は、500万円ほどの収入があった計算になります。

仕事もしていないのに、何故こんなに収入があったのかと言えば、分割されていた退職金の一部が入ってきた事と、雇用保険の適応を受けた事による収入があったからですね。

投資資産増40万円・雇用保険160万円・退職金300万円、合計で丁度500万円となり、その他諸々込みでの収支状況は、年間で200万円の資産増となった訳です。

これからの事

昨年末あたりから本格的にメンタルがヤバい状況になり、現在も病院と家の往復を続けています。
ブログについては、今後も不定期でも継続していこうと考えていますが・・・気持ちがドンドン沈み込んでしまい、今も家に引き籠る生活が続いています。

とは言うものの、世間的にみれば金銭的に生活に困らないというのは、幸いにも非常に恵まれた環境だと思っていますし、リフォームの件では亡くなった父に助けて貰ったという事もあり、せめて残りの人生を有意義に過ごさねばと思っています。

今更、世間の役に立つ事をするってのは無理があると思いますが、せめて自分の人生は楽しまなければ。
日々生活する事が困難な人もいる中で、こんな風に考えるのは贅沢を通り越してバチ当たりだとは思うのですけれど(汗)
まずは健康を取り戻さなければですね。

コメント

  1. ユースケ より:

    お久しぶりです。しばらく更新がありませんでしたので、再開がうれしいです。
    今後も、無理のない範囲で続けていただければと思います。
    とにかく健康第一ですね。では、また。

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