引きこもりFIRE生活を続けていると、健康にどんな悪影響が出るのか?

FIREについて

FIREしたものの、引きこもり生活が続いていて人生が楽しめていないという事を記事にしました。
引きこもり生活が続くと、健康にどんな悪影響が出るのか少し我が身を振り返ってみたいと思います。

引きこもりの問題点1:メンタルの不調

鶏が先が卵が先か? という話にもなってしまいますが、現状で私が抱えている一番大きな健康面の問題は、仕事を続ける事が困難になってしまい、FIRE生活への計画を前倒しせざるを得なくなった原因である、メンタル面の不調(鬱病)が生活全般へ影を落としている事です。

当初は職場の人間関係から鬱病を患ったのだから、仕事から自由になれば鬱病も軽快する筈などと軽く考えていましたが、仕事という社会との接点を失った事で、精神科の医師やカウンセラー以外とは会話をする機会も無いという社会的に孤立した状態になり、思惑とは逆に鬱病がさらに悪化するという悪循環に陥りました。

何度か引きこもりから脱出しようと試みた事もありましたが、予想外に長引いたコロナによる社会情勢や、自分の不注意から足を痛めて数か月の安静が必要になるなどのトラブルも重なり、今や引きこもり沼にドップリ嵌まってしまっています(どれも言い訳でしかありませんが)

医師からもカウンセラーからも、何らかの形で社会との接点が持てれば・・・と言われていますし、私自身もその必要性は十分に理解しているつもりなのですが・・・

引きこもりの問題点2:筋力の低下

まだ病院で働いていた頃の話ですが、デスクワークが多くなり歩く事が少なくなったと感じて、試しに万歩計で計ったみたところ、距離に換算して10Km近く歩いている結果が出て、私自身もビックリした記憶があります。

そんな私が仕事を辞めて、家に引き籠る生活に陥ったらどうなるか?
万歩計で計るまでもなく、ほぼ毎日100歩以内しか歩いていないと思います。
そうする当然の事ですが筋力がメチャクチャ落ちてきます。

それでも、働いていた頃はマラソンに挑戦したり、毎週のように自転車で100Km以上を走ったりと、結構運動をしていた事が貯金となっていたのか、退職して数か月頃までは近所の山に登る程度の体力は残っていました。
しかし、昨年末にキャンプに行ったあたりから筋力の低下を自覚しはじめ、先日庭のリフォームが済んだので、試しに庭で自立式のテントを立ててみようと思ったところ、フレームが固くてテントを立ち上げる事が出来ず愕然としました。

もうロコモティブシンドローム一直線・・・というか、そのものズバリの状態になっています。

引きこもりの問題点3:栄養不良

退職直前の私は20kg以上も体重が減ってしまい、まるで老人のような身体になってしまったと記事にした事があります。
現在の体重はその頃と比べて10kg以上も増加し、標準体重まで後少しという所まで回復しました。

しかし回復と言って良いのかは疑問があります。
と言うのも、先ほど言ったように体重が減っていた頃よりも、明らかに筋肉が落ちているからで、おそらく体重の増加はほぼ全て体脂肪の増加によるものだと思うからです。
筋肉が落ちている事を考えれば、体重増加分以上に体脂肪が増えているのでしょう。

試しに足を触ってみると、太ももや脹脛などは本当にブヨブヨで弾力性の欠片もありません。
FIRE生活を始めるにあたり、好きな物を我慢しない、食べたい物を好きなだけ食べると考えてそんな生活を続けてきました。
そんな食生活は当然ながら栄養に偏りが出てきます。
家に引きこもる生活を続けていた事もあり、自炊が中心で外食は少なかったものの、お酒を飲めない私は菓子類を制限する事が出来ず、糖質過多の食生活となっていました。

それでもカロリー分の運動が出来ていれば健康への悪影響は最小限に出来たのかも知れませんが、いかんせん引きこもり生活はカロリー消費とは無縁です。
そうして出来上がったのが、現在の脂肪ばかりで筋肉の無いブヨブヨの身体という事ですね。

引きこもりの問題点4:糖尿病

問題点4は、問題2と3から容易に想像がつくと思いますが、生活習慣病とくに糖尿病の発症リスクが飛躍的に高まってしまうという問題です。

働いていた頃から糖尿病予備軍と健診で言われ、昨年の自治体健診でも糖尿病は要注意という結果が出ていました。
昨年の健診以降は血糖やHbA1cなどの検査はしていませんが、現在糖尿病特有の症状に悩まされているので、おそらくは糖尿病(それもかなり重度の)を罹っていると思われます。

糖尿病の怖いところは、初期状態ではほとんど自覚症状が出ないまま進行する事で、症状が出始めた頃には、かなり病状が進んでいるという点にあります。
私の場合は、検査も受けていないし医師の診断も受けていないので、本当に糖尿病かは判りませんが、現在私が悩んでいる肉体的な不具合(症状)は、その多くが糖尿病の症状に当てはまります。

例えば足先などにピリピリしたシビレを感じたり、妙に熱感を感じたりなどは糖尿病による抹消神経障害を、そして全身の浮腫や頻尿は腎機能の低下を思わせます。

今にして思えば、足の爪を痛めた時に赤く腫れあがった状態が長期間治らなかったのも糖尿病が関係していたのかも・・・などとも考えてしまいます。
ああ、いつまでも虫歯(歯根部)が治らないのも関係あるのかなぁ?

仮に、これらの症状が糖尿病から来ているものであれば、かなり糖尿病が進んでいるように思います。
まあ私は医師ではないので、詳しい事は受診してみなければ何とも言えませんが。

そんな事を考えているなら、早く病院に行って医師に見てもらえよという話ですが、私の通える範囲にある内分泌系に強い医療機関というと選択肢が限られてくる、というかアソコ(元の職場)しか無いので、どうにも足が向かないのです。
とは言え、取返しが付かなくなる前に受診しなければと考えてはいます。

引きこもりの問題点:まとめ

これまで引き籠る事で、メンタル(精神面)に悪影響が出るとか、筋力が低下するとか、不摂生から生活習慣病(糖尿病など)の危険性があるなどと書いてきましたが、それらをひっくるめた最大の懸念材料というとやはり認知症があるのではないでしょうか?
さまざまな健康障害の集大成とでも言いますか・・・

以前から物忘れなど、認知症の周辺症状のように感じられる出来事が多く心配していると書いた事がありますが、最近それらの症状も一層深刻化しているように感じられます。
ですが、本当に心配なのは物忘れなどが日常化する中で、それを問題だと考える事自体が少なくなって来ている事かな?

冷静に考えてみると、現在は認知症へ向けて全力ダッシュしている状況なのに、何故かそれを重大な事だと受け止められない。
問題が起こっているのに、それを問題だと感じられない。これってかなりヤバい状況だと思いませんか?

家に引きこもり続ける事で他人との接触がなくなり、日常生活に不具合が生じても他人に迷惑をかける事が少なくなった為に、自分自身で「まあいいか」とスルーするようになってしまっている。問題が生じても解決せずに放置してしまう。

もしかすると、これが引きこもり生活を続けている一番の問題点なのかも知れません。

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