FIREして、大きく生活が変化しました(ボッチ生活で思う事)

FIREについて

3月末で仕事を辞めてから、1カ月が経とうとしています。
やはりと言うか、生活スタイルは仕事をしていた頃から大きく変化しました。
良い点も悪い点も有りますが、私の生活の変化で感じた事を書いてみたいと思います。

ボッチ生活の功罪

仕事を辞めて、良くも悪くも独りでいる時間が長くなりました。
良い点としては、人間関係で感じていたストレスからは解放されているか……は微妙な所ですが、プレッシャーは確実に減っていると思います。

一方で、会話を始めとした他者とのコミュニケーションが減った事で、口腔関係のトラブルを始め、精神的にも余り良くない状況が出ているかな?と感じる部分がある事も確かですが、悪い面よりも良い面の方が多いと感じています。

生活スタイル自体は大きな変化はありませんが、食べる・寝るといった基本的な事に対する受けとめ方というか、日常生活についての感じ方が良い方向へ変化しているのです。

何と表現すれば良いのか分かりませんが、仕事というフィルターで歪められていた日常生活が、フィルターが外れた事で、ようやく大切な物なのだと気づく事が出来たという感じでしょうか?

ボッチな一日のルーティーン

退職直後は、気力が無く一日中寝ているような状況が続きましたが、さすがに肉体的にも精神的にも良く無いと思い、現在は仕事をしていた時と余り変わらない一日を過ごすように心掛けています

だいたい朝5時前後に起床して6時頃に朝食を取り、8時頃から家事や調べ物、ブログの記事を書く等の作業を行い、12時頃に昼食休憩を取ります。
午後も2時過ぎからネットを見たり買い物に出たりして、18時頃に夕食を食べTVを見たり風呂に入ったりして、22時頃には布団に入るようにしています。

仕事をしていた時と違うのは、朝と夕方に一時間半ほどかけて各5km程の散歩をするようになった事くらいでしょうか?

朝晩合計10Kmのウォーキングというと、結構運動しているように思えますが、体感的には、仕事でも同じような運動量だったように感じています。
役職が付き、事務作業が多かったように思っていましたが、やはり病棟への行き来を始め、病院内を動き回る事も多く、医療機関で働くのは肉体労働の面が多かったようですね。

規則正しい生活とは?

病院で働いていた時は、規則正しい生活は業務の一部だと思っていました。
一般的な会社に勤めている方には分かりづらいかも知れませんが、夜勤やオンコール業務などで不規則な生活を強いられる場合、それ以外の日は体調を保持する為にも、規則正しい生活をする事が求められ、日常生活自体がメンテナンスの一部のようで、結構負担に感じる部分がありました。

まだ若い頃は誤魔化しも効きますが、年齢を重ねると身体に無理が効かなくなり、かと言って多少体調が悪いからと言って、簡単に仕事を休む事も出来ません。

必然的に、規則正しい生活を送る事が義務化され、休日もレクリエーションに興じるというよりも、翌日からの業務の為の調整日のような感覚ですね。
だから、自分にとって規則正しい生活というのは、職場から課せられた義務のように感じていたのです。

退職後の変化1(生活リズムと運動)

先にも書いた通り、退職した直後は1日のほとんどを寝て過ごすような生活を送っていました。
その後、健康の為にも身体を動かさなければと、規則正しい生活を心掛けている訳ですが、その受け止め(感じ方?)は、仕事をしていた時とは正反対になりました。

以前は、規則正しい生活を強いられる事に窮屈さを感じていましたが、現在は規則正しい生活を送る事に楽しさを覚えています。

夜も「寝なければいけない」という義務感ではなく、自然に布団に入る事が出来るし、朝も目覚ましを掛けなくても、長年の習慣になっていたのか、自然と朝5時前には目が覚めます。
その事が、とても気持ちが良いと感じる日が多くなっている気がします。

気分が乗った時には、朝起きてすぐに散歩に出る事もあるのですが、まだ涼しい朝の空気を吸いながら歩くのは、とても気分が良いです。
散歩を始めた当初は、寝てばかりの生活が続いたせいか、短時間で息が切れて何度も休憩しながら歩いていましたが、半月もするとほぼ休憩無しで5kmを歩く事が出来るようになりました。

朝昼晩の食事についても、以前は栄養補給の為の義務として口にしている部分が大きく、特に昼食はここ数年は豆乳を一本飲むだけでしたが、現在はキチンと空腹感を感じられるようになりました。

当たり前の生活を、当たり前に行えるようになった事で、規則正しい生活を心地良いと感じられるようになったのだと思います。

退職後の変化2(食事の変化)

先ほども書きましたが、朝昼晩の食事が楽しみになりました。
以前から食べる事が好き、自炊も理科の実験感覚で楽しんで作っている、というような事をブログで書きましたが、心の片隅には「仕事に影響が出ないように栄養を取らなければ」という気持ちが強く、味覚も鈍かったように思います。

仕事を辞めてからは、純粋に食事を楽しめるようになったし、食事に対する自制的な部分が減り、好きな物を好きなだけ食べています。

先日の温泉饅頭の食べ比べ記事を書いた際には、一日で温泉まんじゅうを26個、小さな大福16個を食べました(私は決して大食いではありませんよ)
以前であれば「腹を壊して仕事を休む訳にはいかない」と、決してそんなムチャな事はしなかったと思います。

それに食べる事を純粋に楽しめるようになった為か、味音痴な私でも多少は微妙な味や香りを楽しめているように思います。
自分で作る料理にも、以前はあまり使わなかった香辛料や調味料を使うようになり、レパートリーを増やしてみたいなと、料理に対しても前向きになれています。

まだ体重は50kgに届いていませんが、標準体重の60kgまで戻るのも、そう遠くないのでは?と思います。

退職後の変化3(睡眠の質)

退職から1カ月、睡眠の質が少しづつ変化してきているように感じています。
以前は、中々寝付けず睡眠薬を常用していましたし、4時間ほどの睡眠の中で何度も中途覚醒があり、ほぼ毎日のように悪夢を見ていました。

現在も、決して寝付きが良い訳ではありませんが、それでも自然に眠くなる日も増えて来ています。
毎日の散歩も、運動量としては仕事をしていた時と同じでも、運動の質が違うのか心地良い疲労感があり、それが眠気を催す要因になっているのかも知れません。

とはいえ、実際には布団に入っても中々眠れない為に睡眠薬に頼っていますし、中途覚醒も以前と同様に頻回にあります。

ですが、以前のような悪夢で目が覚めるという事は少なくなって来ています。
仕事の夢を見てしまう事が全く無くなった訳ではありませんが、徐々に少なくなって来るのでは? と期待しています。

医師と相談しながらになると思いますが、睡眠薬や精神安定剤なども少なくしていきたいですね(^^)

まとめ

仕事を辞めて、他人とのコミュニケーションが減ったり等、健康に問題を感じる部分もありますが、総合的にみると生活が良い方向へ向かっているのではないかと感じています。
まだ、ハッキリとした体調面の変化がある程ではありませんが、体重の増加も含めて少しづつ変化していく事を期待しています。

現在の生活を始めて1カ月しか経っていませんが、やはり仕事を辞めたのは正解だったと思います。
何度も書いてきましたが、あのまま仕事を続けていたら、最悪の場合は自ら命を絶つ事も有り得たのではないかな?

今後、本当に経済的にやっていけるのか判りませんし、次の仕事も未だ見つかっていません(そもそも見つけられるのか不安ですが……)
事情を知っている近所の方からも「あまり焦らないで」と励まされましたが、幸いにも経済的には恵まれた状況にある(?)と思っているので、自分でも焦らずに自分に出来る範囲の仕事を、ゆっくり探してみようと思っています。

最悪、仕事が見つけられなかった場合、何かの趣味的なサークルやボランティア活動などで、社会との繋がりが持てたら良いんですけど……まあ、そこも含めて焦らずに行こうと思います。
こんな風に考えられるのも、仕事を辞めた事で、人生に前向きになれて来た証拠なのかも知れませんね(^^v

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