小ネタ、冬至と日没の関係について

ボッチな毎日

先日、まだ冬至前なのに既に日が長くなっている!
そう感じて、これって異常気象(気象では無いですね)なのかも?と思い、少し冬至について調べてみました。

冬至に日没が一番早くなる訳ではない

冬至は一年で、一番夜の時間が長く日だという事を、子供の頃から教わってきたので、冬至が一番早く日が暮れるのだと勝手に思い込んでいました。

なので、先日仕事が定時に終わって帰ろうとした時に、まだ辺りが明るい事に驚きました。

え? これって異常気象? 地球温暖化の影響? などとも思いましたが、日没は地球の時点によるもので、どう考えても二酸化炭素が関係している筈がありません。

そこで、少し冬至と日没について調べたところ、冬至が一年で一番夜の時間が長いと言っても、だからと言って日没が一年で一番早い訳ではないそうです。

50年以上も生きてきて、こんな小学生レベルの事も知らなかったなんて、お恥ずかしい限りです(汗)

日没と日の出の時間

日没や日の出の時間は、住んでいる場所によって変わって来るものなので、東京を例にとって大体の時間を調べてみました。

すると、日没が一番早い日は冬至の前、日の出が一番遅い日は冬至の後だという事が分かりました。具体的な時間は以下の通りです。

東京の日没
12月 1日 16時23分
12月22日 16時26分(冬至

東京の日の出
12月31日  6時55分
12月22日  6時51分(冬至

数分程度ではありますが、日没が一番早いのは12月の始め頃、日の出が一番遅くなるのは12月の末という事らしいです。
冬至が夜の時間が長いというのは、日没と日の出のバランスの中での話のようですね。

小学生時代の思い出

話は替わりますが、私がまだ小学生時代、12月31日の夜になると友達と一緒に近所の山に登っては、元旦に御来光を見るのが毎年の恒例行事でした。

子供達だけで、深夜に、それも真冬の登山なんて危険な行為の思えますが、近所では有名な初日の出スポットで、普段よりも登山道が分かり易くガイドされ、登山者も多く結構安全に登れたものです。

むしろ、登山道の所々に休憩スポットがあり、そこで焚き火(?)のような物が炊かれ、暖を取れるようになっていたのですが、山火事などの事を考えれば、そちらの方が危険だったように思います。

いずれにしても、かなりの人手があり、行列が出来たりしていましたので、大人に混じって、子供でも比較的簡単に頂上まで登る事が出来たんです。

日の出が遅い実感

だいたい朝5時前には山頂に着いていましたが、それから日の出までが長い事!

低山とは言え、標高1000mを超える冬山に、ジーンズとジャンパーだけという軽装で登っていました。
子供って元気で無謀ですよね。それにそれを許す親も現代よりも大らかだった時代だったのかも知れません。

山頂の気温は確実に氷点下だったと思います。
頂上に登り切った時は、歩き続けた事もあって身体が温まっているのですが、山頂でジッとしていると、徐々に身体が冷えてきます。

記憶が曖昧なのですが、当時既に使い捨てカイロ(確かホカロンという商品名だったような気がします)はあったものの、あまり効果を感じられないくらいさ寒かった記憶があります。

そして、何と言っても太陽が中々登ってこない!
かなり周囲が明るくなっても、焦らすように姿を見せてくれないんです。
当時は、まだかまだかと待っているから日の出が遅く感じられたのだと思っていましたが、調べてみると元旦は一年で一番日の出が遅かったので、別に太陽に焦らされていたという訳では無かったようですね。

でも、寒い中で待っていた初日の出は、言葉にならない程美しく、子供心に神聖さに感動していた事を記憶しています。
御来光を見た後に、下山して食べるうどんがとても美味しかったのも、良い思い出になっています。

上を向いて歩こう!

仕事終わりの空が仄かに明るいのに気が付いたのは、何気なく空を見上げたからですが、考えてみると随分と空を見ていなかった気がします。

晴れたり曇ったり、時には雨が振ったりしましたが、あまり頓着しない日が続いていました。
さすがに雨の日は傘くらいはさしましたけど(^^;

少し自分が悲劇のヒロイン(ヒーロー?)のような感じで、鬱に酔っていたのかも知れません。
自分は、こんなに苦しいんだ。なんて不幸なんだ・・・と。

滑稽な話ですよね。全て自分が撒いた種で、自分が思うほど追い込まれた状況でもなく、私などよりも大変な思いをしている人など、それほど数えきれない程いるのに。

色々な事から目を背け、自分の役割から逃げていただけなのでしょう。
病気の事も、その為の言い訳に利用してだけ。本当に最低ですね。

これから、徐々に夜が短くなり明るい時間が増えていきます。
少しでも上を向いて日々過ごしたいものです。
せめて、季節の移り変わりを実感出来るくらいには。

コメント

タイトルとURLをコピーしました