外構リフォームの節約? 庭いじりが新たな趣味になりそうです。

FIREについて

最近、少しづつ荒れ放題だった庭の手入れをしています。
あまりに外構リフォームの費用が高額になりそうな為、少しは節約になるかと始めたのですが、これが新たな趣味になりそうな感じに楽しくなってきました。

意外と楽しい庭いじり

春先から雑草の処理など庭の手入れをして来ました。
最初の頃は毟っても毟っても生えてくる雑草の生命力に押され、苦役のように感じていた庭いじりですが、秋口に入り雑草の伸び方が春夏よりも抑えられて来たのか、少しづつですが庭の様相にも変化が見られるようになってきました。

それに、伐採した木の枝って、もしかするとコロナ自粛が明けた後に、キャンプの焚き火に使えるんじゃないか?なんて考え始めたら、徐々に作業自体にも楽しさを感じるようになってきました。

まあ、最終的には専門の業者さんにリフォームをお願いするという方針は変わりませんが、その前に自分の出来る範囲の事をしようと思っていますが、これが意外と楽しくなって来ていて、新たな趣味と言っても良いのでは?とさえ感じています。

予想外の外構リフォーム費用

まだ、正式に見積もりを取った訳ではないのですが、少し外壁やら庭やらを見てもらった所、10年以上もほったらかしだった我が家の痛みは相当に激しく、以前に「だいたいこの位かかるかな~」と想定していた予算を遥かに超えそうな感じになってきました。

一番まずいのは、我が家の土台の事。
私の住んでいる所は傾斜地なので、土を盛って平に整地して、その上に家が建っている状態です。
盛った土が崩れないように擁壁で囲っている訳ですが、その壁が経年劣化でかなりヤバイ状態になっているとか…

擁壁のリフォームは、1㎡あたり数万円~十数万円かかるのですが、私の家は東と南を擁壁で囲んでいる上に高さもそれなりにある為、場合によっては数百万円かかるかも(泣)

当初予算の2倍以上?

FIRE前に、家のリフォームも必要になるよな~と考え、FIREに必要な資金を計算する際に、500万円のリフォーム費用を想定していました。

家そのものを建て替えるつもりもないし、内装を変えるつもりもない。それならば500万円も見ておけば大丈夫だろうと、今考えれば甘く見ていたのは否めません。

実際にネットなどの情報から個別にかかる費用を合計してみた所、擁壁を含めなくても予定していた500万円を超えてしまいそうなのです。

そこに擁壁費用の数百万円が加わってしまったら…もうFIREなどと浮かれている場合ではない事に気づいてしまいました。

少しでも費用を減らせないか?

このままではヤバイと感じて、少しでもリフォーム費用を減らせないかと少しづつ庭の手入れを始めました。

私には庭木を維持管理する事は不可能と考え、全て伐採して更地にしようと考えていたのですが、木の伐採や伐根、それに切った木処分費用もバカになりません。

それなら、せめて自分で出来る範囲の手入れはしてみようかと思った訳なんです。

まあ、素人が雑草を毟ったり、枯れてしまった木の枝を落としたりする事が、どれほど費用削減につながるのかと言えば、金額的にはほとんど誤差の範囲程度ですが、それでも一応は自分の家の庭ですし、親が大切にしていた木を切る訳ですから、せめて自分で出来る最低限の事くらいは自分でしないと罰が当たるかな?と。

庭のDIYはNG?

ネットやYOUTUBEなどでは、自宅の庭をDIYでキレイにする情報を多く見かけます。
それなら私もって考えも、少し頭を過ぎりました。

けれど、十年も庭を放置してきた私は、ガーデニングというか庭いじりに関する知識が皆無なのです。

特にやたら地面を掘り返すと、上下水道を始め色々な配管を傷つける可能性もあるようで、そうなってしまったらシャレになりません。

雑草対策として、砂利や人口芝を敷き詰める方法もあるようですが、そのまま敷くのではなく、まず防草シートを敷いて、その上から砂利などを入れるとか。

とにかく、その手の知識が皆無な上に、有り得ない程に不器用な私には、DIYで何とかしようという選択肢はありません。
自分でやろうものなら、庭を破壊してしまう悲惨な未来しか見えません。

あくまでも、自分で出来る範囲の事を探りながらの作業になりそうです。

まるで賽の河原のような作業

春先から、週一(必ずしも日曜日が休みではないので不定期ですが)程度のペースで草毟りをしてきました。

だいたい一回の量としては、自治体指定のゴミ袋(大)で2つから3つ分くらいの雑草を処分していたのですが、次の休日が取れるまでには、元の状態に戻ってしまい、雑草の生命力に愕然としていました。

これでは木の枝を落とすどころか、木に近づく事すら出来ません。

毎回スタート地点に戻ってやり直すような作業は、まるで賽の河原で石を積み上げているようで、何度も心が折れかけました。

それでも秋が近づいてきた頃には、雑草の生育も一段落したのか、何とか地面が見え始め、最近ではブロック塀までは行けませんが、何とか木に手が届くようになりました。

こんな風に書くと、どれだけ広い家に住んでいるだよと思われそうですが、実際にはそれほど大きな庭ではありません

よく散らかっている部屋の様子を「足の踏み場もない」と言いますが、我が家の場合、庭自体がジャングルの様相を呈していて、文字通り足を踏み入れる事も出来ない状態だったので、地面が見えた時には感動すら覚えました。

最近では、草毟りと平行して、まずは枯れてしまった木の枝落としも始めています。

キャンプの薪になるかも?

枝落としを始めて気づいたのが、伐採した木の枝って、長さを揃えておけば、キャンプの薪として再利用出来るのでは?という事。

実際に焚き火をしたら、やたら煙が出たり燃えている最中に弾ける可能性もありますが、一応まとめて保管してみようかな?とか考えています。

まあ、何かに使えるかも?という発想は、物を捨てられない、断捨離出来ない人の典型的な思考のようにも思えますが、何だか木を切る事のモチベーションに繋がるような気がするのです。

実際にそう考えてからは、何とか他の木にも辿り着こうと、草むしりのペースも幾分上がってきたように感じています。

ただ、庭に枯木の枝を積み上げておくと、近所の方が懸念していたように、放火の絶好の目標になりそうなので、保管方法についても考える必要はありますね。

家を守ってきた樹木への感謝

実際に庭師さんに、庭木の伐採や伐根を依頼すると、庭師さんにも依るのかも知れませんが、作業に入る前に、今まで家を守ってきてくれた樹木へ感謝というか、礼を尽くすために慰霊をするのだとか。

確かに、両親が手入れをしていた頃の庭は、人目を遮ってくれたり、風雨からも家を守ってくれていたように感じます。
キレイに整備された庭は、防犯的にも効果があったんじゃないかな?

現在の庭は、人目を避けるというより、家の前を通る人が目を背けるという意味では、役に立っているのかも知れませんが、樹木にしてみれば、不本意な役目を押し付けられている状態ですね。

それでも、これまで頑張ってきてくれた事を思うと、枯れてしまった木だけではなく、現在も生き残った木も処分して、両親が大切にしてきた庭を更地にしようと言うのですから、やはり心に来るものがあります。

でも、現状ではまったく手を付けられず、枯れてしまう木も出ている訳で、木の立場からすれば虐待を受けているに等しい状況かな?と思うのです。
考えてみれば、虐待した挙句に処分してしまおうなんて、これがペットだったら動物愛護法違反でお縄になるような案件ですよね?

ですが、残念ながら私には庭をキレイに管理する能力は無いのだと、この10年で思い知りました。

とは言うものの、業者を選ぶ際には、お祓い(慰霊)もしてくれる業者を選びたいと思いますし、自分で木を切る際にも、今までの感謝を忘れずに切っていきたいと思います。

そういえば、断捨離も「感謝離」「代捨離」が大切なのだと聞いた事があります。
素人では、キチンと供養して上げる事は出来ないかも知れませんが、感謝の心だけは忘れずに、今日も雑草取りに、木の伐採に励もうと思います。

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