北海道車中泊の旅11日目(小樽~函館:280km)

FIREについて

色々あった北海道の旅ですが、今日は小樽から函館へ移動し、そのまま青森へ渡ろうかと思います。
当初の予定では、北海道だけで2週間位は滞在する予定だったのですが、あまりにも色々なアクシデントが重なり心が折れてしまいました。

小樽から函館へ

美唄の時とうって変わって、小樽は着いた時から肌寒く感じました。
到着してすぐの時は、どんよりとした空模様ながら何とか雨は降らないでいたのですが、日帰り温泉から出てみるとクルマも道路も濡れていたので、どうやら入浴している間に一雨来たようです。

温泉から出た時点では雨は上がっていたのですが、気温は更に低くなったようで小樽の町を散策してクルマに戻った時には、開陽台の時よりも一段と肌寒く車内の気温は12度と北海道へ来てから一番低い夜になりました。

今まではクルマに帰ってからブログを書いていたのですが、あまりに寒いので直ぐにシュラフに潜りこんで寝る事にしました。
明日の朝の気温は一桁台かな? なんて思ったりしたのですが、意外な事に寧ろ気温は上昇し温度計では16度となっていました。
函館までは250km以上あるので、顔を洗うのもそうそうに小樽市観光駐車場を出発しました。

ナビの悪夢再び

小樽から函館までgoogle mapで確認してみると、どうやら高規格道路は無さそうなので、これならナビが使えると油断していたのですが、何と函館まで約20kmほどの距離に高規格道路がありました。
完全に油断していてため、気付いた時にはインターチェンジに入ってしまっており、次のインターで直ぐに降りたのですが、例によってナビ君のしつこい事

どんなに無視しても高規格道路へ戻る道しか案内しません。かなり遠回りになってでも高規格道路を使いたいらしいです。

そうでなくとも、今日はかなり長距離運転になるのに、ナビとのやり取りでかなり消耗しました。

函館ロープウェイ

実を言うと函館ロープウェイ(函館山)は、北海道へ来た初日に昇るつもりだったのですが、北海道がどれほど広いの分からない不安から、函館観光は帰りでも良いかと後回しにしていたんです。

当初は函館近辺で一泊してから本州へ帰るつもりだったので、函館の夜景も見たいなどと考えていたんですが、結局フェリーの時間の関係で夜景は諦める事になりました。

とはいえ、ロープウェイの山頂駅からの眺めはまさに絶景で、津軽海峡ごしに青森(下北半島?)が見えるし、何となく渡島半島の一部の形まで見えたように思います(写真も撮りまくったのですが画像を誤って消してしまいました)

北海道へ上陸してから9日、最終日になってようやく晴れてくれました。
やや複雑な気分になりますが、それでも一日も快晴の日が無いよりは良いかと思う事にします。

さらば北海道

網走で心が折れて帰路につく事を決めてから、一日に移動出来る距離を逆算してフェリーの予約を入れました。

それでも少しは函館観光もしたいなと思っていたのですが、実際には函館山ロープウェイに登ったくらいで、観光らしい観光は出来ないままフェリーターミナルに向かい乗船手続きをしました。
何となく気が急いてしまったんですよね~

実際には乗船まで2時間近くあったので、もう少し色々回れたのかも知れません。
そういえば結局ジンギスカンを食べてないや、家に帰ったら角巻わためさんのライブでも見てジンギスカン気分を味わおうかな~とか言ったら、ワタメイトの皆さんから顰蹙を買いそうですね。

出航の時間になりフェリーが函館港を出航し、徐々に函館の町が離れていくと、やっと家に帰れると安堵する気持ちと、これで終わりなのかという寂しさが入り混じった、何とも言えない気持ちが込み上げてきました。

いずれにしても、色々な意味で忘れられない旅になりました。
それでも「ありがとう北海道」と言いたいです。

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