雇用保険(失業給付)の手続きも、何かと大変なものですね~

FIREについて

私のFIREは、当初からバリスタFIRE(セミリタイア)を目指していたのですが、この2カ月はほとんど家に引き籠っていて求職活動が出来ませんでした。
このままでは、さすがに不味いと思いハローワークに行ってきました。

雇用保険の手続きについて

以前の記事でも書いたかも知れませんが、私は退職直後に一度ハローワークに雇用保険の手続きの為に行った事があります。

次の仕事のメドが立ってから辞めた訳でもなく、安心して完全リタイア出来るほどの資産がある訳でもないので、何らかの仕事を探すつもりでいたのですが、還暦目前のオッサンが都合良く仕事を見つけられるとも思っていなかったので、取り敢えず失業給付の手続きだけでもと考えていました。

40年近く雇用保険に加入していたので、簡単な手続きで失業給付が受けられるだろうと思っていたのですが、実際にはそんな甘い物ではありませんでした。

失業給付を受ける流れ

失業給付を受ける場合、離職票と求職票をハローワークへ提出します。
その後、7日間の待機期間を経て、雇用保険受給説明会を受けた後に失業が認定されて、失業給付が決定されます。

この一連の手続きについては、事前に調べていたので特に問題は無かったのですが、失業給付を受ける為には、仕事を探す(求職)にあたって、週20時間以上働けるという条件があったのです。

週20時間というと、フルタイム(8時間)で週3日間、半日程度(4時間)のパートタイムで週5日、つまり半日ならばほぼ毎日働ける事が条件なんです

まあ、労働内容にも関わってくる部分もあると思いますが、私の場合は不眠に悩み体重も激減してしまっていた為、その条件を満たせる自信がありませんでした。

仕方が無いので、失業給付の受給は諦めようと思ったのですが、ハローワークの職員さんから「給付延長の手続きを取ってみては?」という提案を受けました。

雇用保険延長の手続き

病気などで働けない場合、雇用保険の受給資格期間を最大で4年間延期する事が可能なので、一旦手続きを保留して、身体の状況が良くなってから改めて手続きをすれば、現時点で失業給付の受給を諦める必要は無いと説明を受けました。

ただし手続きに当たっては、現在どういった病気を患っているのか? どの位の期間の療養が必要なのか? などの医師の診断が必要になるので、主治医と相談して診断書を作ってもらって欲しいという事でした。

そこで主治医の先生と話し合ったのですが、私の場合のような精神疾患の場合、どの程度の療養期間で働けるといった判断は難しいとの事だったので「取り敢えずの期間を設定しておいて、状況を見て仕事に就くのが難しいようならば再延長の手続きを取りましょう」という事になりました。

延長期間の注意点

先生から診断書を書いてもらい、無事に雇用保険の延長手続きは出来たのですが、ハローワークの職員さんから幾つかの注意を受けました。

それは、心身が働ける状態にない為に延長している訳だから、その期間内にアルバイトやお手伝い程度であっても仕事をしない事。仮に1日だけでも仕事をしてしまうと、延長期間が解除(終了)されてしまうので、注意して下さいという事でした。

確かに、働けないから延期して欲しいと申請しておいて、実際には働いていましたでは筋が通りませんよね。

それと、求職活動についても延長の意図と矛盾してしまうので、どんな仕事があるか調べる程度は特に問わないけれど、実際に求人に申し込んだりするのはNGとの事でした。

延長終了の手続き

退職して最初の一カ月は、ほとんど他人と接触しない生活を送っていたのですが、休養どころか逆に色々と悲観的になってしまい、精神的に良くないサイクルに嵌まってしまいました。

この状態はさすがにマズイと感じた事と、近所の散歩程度ですが少しづつ外へ出るようになり、精神的にも多少は前向きになってきた事と、最近では外食や小旅行も楽しめるようになって来た事などもあり、主治医と相談して仕事探しを始めようと、再度ハローワークへ足を運んだのですが……

雇用保険の延長手続きの際にハローワークで説明を受けていた筈なのですが、どうにも頭からこぼれ落ちていたようで、手続きに必要な諸々が抜け落ちていました。

これも考えてみれば当たり前の話ですが、病気で働けないという事で延期手続きをしていた訳ですから、働けるようになったのならば、今度は就労が可能であるという医師の診断書(就労可能証明書が必要だと言う事がすっかり抜け落ちていました。

結局、再度病院を受診して診断書を書いて貰ったのですが、問題になったのが「どの程度働けるのか?」という所。

仕事の内容でも違ってくると思いますが、例えば夜勤のある仕事が可能なのか? 夜勤とまではいかなくても、今までのようなオンコール業務に耐えられるのか? などですね。
仮に医療関係で働く場合には避けて通れない部分なのですが、最終的に「夜勤等のない軽作業」と書いてもらう形になりました。

ハローワークの職員さんにも、主治医の先生にも、本当に面倒ばかりかけるオッサンで、申し訳なく思っています。

仕事を探すゾ!

いや~正直に言って、雇用保険を舐めていました。
簡単な手続きで、すぐに失業給付が受けられるものと思っていました。
ともかく、どうにか手続きを行い、再来週に雇用保険の説明会に参加してきます。

その後に本格的に仕事探しを始める事になる訳ですが……
覚悟はしていましたが、正直言って仕事探しはかなり厳しい状況と言わざるを得ません。
年齢的にもアラ還になると、かなり求人も少なくなりますし、本当に仕事を選べるような状況ではないようです。
かと言って、勤めたは良いけれど「続かないので直ぐに辞めました」では、相手方にも迷惑をかけてしまうので悩ましい所です。

私は当初からバリスタFIRE(セミリタイア)を目指していた訳ですが、理想のFIRE生活などと言うものは夢のまた夢ですね。

せめて、月5万円程度の収入が得られて、他人とのコミュニケーションが取れる状況を作りたいと思っているのですが、前職での人間関係のトラウマが残っていて、足が竦んでしまうんですよね~

こんな事ではイケナイと、頭の中では理解しているのですが……
とにかく動き出さなければ、一歩でも足を踏み出して仕事を探すゾ!

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