足の状態が良くなってきたので、秋登山を楽しんできました。

FIREについて

先日海へ行ったりして、足の状態もかなり良くなっていると感じました。
まだ足の爪が完全に生え変わった訳ではないのですが、リハビリを兼ねて近所の低山登山に行ってみました。

足の状態は?

足の爪が剥がれてしまった後、気にせずに山歩きなどした結果、爪が変な生え方をしてしまい、あまりに痛くて病院を受診したところ、先生から爪が生え変わるまで安静にするように言われた事を言い訳にして家に引き籠っていましたが、少しづつ歩いても痛みが出なくなりました。

近所の散歩など徐々に歩く距離を伸ばして、先日は海を見に行って2時間ほど歩いたり10時間以上の運転をしても、多少疼く程度でそれほどの痛みが出る事もありませんでした。

まあ10時間の運転は別の意味でヤバかったなと反省しておりますが、足に関してはほぼ治ったと考えても良いのでは? と思っています。

紅葉の季節なので

群馬は海の無い県ですが、谷川岳を始めとして多くの山に恵まれているため、紅葉の見どころもとても多いんです。
家から一歩外へ出れば紅葉に囲まれていると言っても良いくらいだし、車を1時間も走らせれば妙義山など紅葉の名所も数えきれないほどあります。

せっかくそんな場所に住んでいるのですから、足の状態さえ良ければやはり山に登ってみたくなるんです。
山へ向かうドライブもワクワクしますし、紅葉に囲まれた山道を歩くのも良いし、山頂から見渡せる色づいた山並みも絶景ですし、オッサンの中では紅葉の季節と言えば登山というイメージなんですよ。

リハビリも兼ねて

かなり良くなって来たとは言え、以前に先生から変に無理をして爪に負担をかけ続けると膿が溜まって切開が必要になる場合もあると言われていたので、あまり無理をするのもどうかと思い、本当は谷川岳か至仏山へ行ってみたいと思っていたのですが、リハビリも兼ねて取り合えずは7月にも登った水沢山へ登ってみようと思いました。

水沢山ならば往復でも3時間ほどだし、それほどキツい箇所も無いので余り足に負担が掛からないかと思ったのですが、今考えてみると足の状態が悪化したのも水沢山へ登った事が切っ掛けだったんですよね~ まあ今更ですけど。

ともかくFIRE生活の強味を活かして、思い立ったが吉日と当日すぐに登山用の靴を準備して出かけてみる事にしました。

家からも水沢山が見えるのですが、晴れた空に紅葉した山肌が映えていて、登ったらとても気持ち良さそうです。

いざ水沢山へ

車を水沢観音の駐車場の一番奥の方へ停めて、靴を履き替えて出発します。
既に多くの登山客が登っているようで、平日にも関わらず結構な数の車が停まっています。
やはり登山シーズンという事なんでしょうね。

駐車場から少し登ると、登山口へ向かう舗装された直線の道があるのですが、個人的には此処が水沢山へ登る為の一番の難所のように感じます。

斜度もそれほど無く舗装されている為に岩が転がっている訳でもないのですが、一直線と言うのが結構クセ者で、意外と足に来るんですよ。

前後を確認して他の登山客の邪魔にならないように、道幅一杯を使ってジグザグに登って行きます。
次第に斜度がキツくなって来たなと感じ始めた頃に登山口があります。
本当に距離が短いので助かりますが、こんな道が延々と続いていたら心が挫けますね。

ちなみに10年程前に、美ヶ原のヒルクライムレースに出た事があるのですが、確かこの後半のキツめの斜度位の道が全コースの半分を占めていて、途中で自転車を降りて押して登っていた事を思い出しました。

一応オッサンは自転車を降りずに登れたんですが、自転車を押して歩いている人にどんどん先を越され「何で~!?」とショックを受けたのを今でも良く覚えています。

いよいよ登山開始

登山口に入ってから、本格的に山を登り始めます。
とは言っても、あまり斜度がキツくならないように登山道が整備されていて、階段状に木が設置されているので、足を滑らせるような場面もほとんど有りません。

更に言えば、階段状になっている上に段差の大きな部分は補助をするかのように踏み台になる岩も設置されているので、マイペースで登ればそれほど厳しい道ではなく、山岳マラソンの練習をしている人などは、この時期(11月)でも短パンにTシャツ一枚で山を駆け上がって行きます。

以前にランナーの方に聞いたら、大体頂上まで30分位という話でビックリしました。
オッサンは調子が良い時でも1時間位ですから、倍以上の速度で登っていくという事ですよね~

昔、群馬県庁に全国的に有名な山岳マラソンの選手がいましたが、あの方ももう定年になっているのかな?

やっぱり山は気持ち良い!

今回はリハビリも兼ねているので、1時間半くらい時間を掛けてノンビリ登りましたが、ほんのり湿気を含んだ山の空気も美味しいし、途中の展望台から見える景色も最高です。

少し足の状態が不安でしたが、やはり山に来て良かったと思います。
心配していた足先も、頂上に登るまでほとんど痛みは出ませんでした。

頂上の気温は10度程度あり、この季節として温かい方だったので、ほんのり汗をかいていたので山頂に吹く風も心地良いです。
この瞬間は、家で悶々と引き籠っていた事を忘れてしまうほど爽快ですね~

まだ完全に爪が元通りになった訳では無いので無理は禁物ですが、出来る事なら毎日通いたいくらいの気持ちでした。

問題の下山…大丈夫かな?

以前に足の異常に気が付いたのは山から降りて来る時でした。
下りでは、どうしても爪先の方に重心がかかるので、指にも負担がかかるんですよ。

最初は岩場を降りている時に違和感を感じ、最後の駐車場へ向かう直線の舗装路で我慢出来ない程に足が痛みだし病院に駆け込んだのを思い出し、下山する時に少し嫌な予感がしました。
今度は足に極力負担を掛けないように、慎重に下山していこうと思います。

なるべく他の登山者の迷惑にならないように、極力道の端に避けながら下山しようと思ったのですが、それにしても他の方とペースが違い過ぎて焦りました。

焦ったとか言いながら、岩場を降りた時など「ああ前回は此処で足に違和感を感じたんだよな~」なんて写真を撮ったりしてしまってますが……m(_ _;m

写真と言えば下山途中に展望台で休んでいる時、他の登山者の方が竜胆の蕾を見つけて、私も写真を撮らせてもらい、足の不安も何処へやら、気持ちがホッコリしました。

他の山にも行きたい~!

鬼門だった直線舗装路もジグザグに降りたんですが、何だか気分はスキーをしているような感じでしたね~
スノボーではなくスキーをしている人なら分かって貰えると思うんですが、斜面を下る時に上半身は下に向けたまま、腰から下だけを左右に回す感覚ですね。

他の人から見ると左右に欽ちゃん走りをしている変な人に見えるかも知れませんが、この歩き方だとあまり足先に重心が集中せず楽なんですよ(^^;
欽ちゃん歩きが功を奏したのか、駐車場に戻ってからも足に痛みは出ませんでした。

靴を履き替える際に靴下を脱いで確認してみたんですが、赤く腫れるどころか浮腫みもほとんど無く、足の状態は確実に良くなっていると実感しましたし、実際に家に帰ってからも足が痛む事はありませんでした。

前述したように、あまり調子に乗るとしっぺ返しが来そうな感じもしますが、これからは積極的に家を出て、引き籠り体質からの脱却を計ろうと思います。

もうすぐ冬山のシーズンに入ってしまいますが、その前に他の山にも行きたい気持ちが高まってきました!

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