FIRE後の資産運用について、レバナスに興味は無い? ETFは? 仮想通貨は?

FIREについて

私の場合は資産運用と言っても、ほぼ投資信託が中心となっています。
以前にFXでは大失敗したし、個別株取引は自分には向いていないと書きましたが、最近流行?のレバナスはどうなのでしょうか? ETFは? 自分なりの考えを紹介したいと思います。

私がレバナスに手を出さない理由

私はレバナスを始めとしたレバレッジを掛けた投資に手を出すつもりはありません。
何故なら、FX取引をしていた時代に、レバレッジに対する恐怖心が染み付いているからです。

FXのレバレッジは、証拠金を担保にして何倍もの金額を運用する。一種の信用取引でした。
言ってみれば、どれほど利益が出ていても、常に高額な借金を背負っているようなプレッシャーがあったのです。

レバレッジ型ETFについては、私は仕組みが良く理解出来ないのですが、何と言うか株式指数の先物取引のような印象を受けます。一種のアクティブ運用と言えるのではないでしょうか?

リベ大の両学長も言っていますが「アクティブファンドはインデックスファンドには勝てない」これは私自身も痛い目を見て、苦い経験として残っています。
その上、インデックス投信と比べて信託手数料が10倍かかるとか……

レバレッジ型の投資については長期投資には慎重であるべきと、金融庁も注意喚起を行っています。
つまり私のような値動きに無頓着な横着者には向かない投資だと思うのです。

ETFは投資対象と考えないのか?

こちらも様々なETFがありますので一概には言えませんが、私は資産運用としてETFを活用するのは”有り”だと思います。
むしろ、投資対象としては投資信託よりも適しているとも思っています。

ただ…私に適しているかというと、少し疑問を感じているので私はETFを持っていません。

ETFの特徴は大きく分けて2つあると思っています。
1つ目が手数料が安い事、2つ目はリアルタイムに購入出来る事です。
特に手数料が安いというのは長期投資に向いていると思いますし、VTIやVOOのような王道のインデクスファンド以外にも、VYMやSPYDのような魅力的な高配当ファンドもあるので、配当金が欲しい方にも向いているのではないでしょうか?

もっとも手数料が安いと言っても、信託報酬が安いという事で、他にも円をドルに替える費用とか税金面とか、単純にどちらの手数料が安いかは難しい所ですよね。

いずれにしても、私にはETFは向いていないと感じています。
その理由は、2つ目の特徴であるリアルタイムな価格で取引出来る事。

投資信託は、購入手続きをしてから2~3日しないと一口幾らで購入出来たのかが分かりません。
ですがETFならその時の価格で購入出来ますし指値取引も可能です。
人によってはそれも魅力かも知れませんね。

しかし、私にはETFは合わないと感じています。

以前から言っているように私は投資のセンスがなく、大きな失敗を繰り返しました。だからこそ値動きを気にしないで済む積み立て投資をしてきた訳です。
しかしETFを始めると、安い時に多く買っておきたいという心理が働き「あの時買っておけば」とか「もう少し待っていれば良かった」などと、気の休まらない投資スタイルになってしまうと思うのです。

それこそFXをしていた時は、常に為替の動きが気になって、FXが生活の中心になってしまい、気が休まる時がありませんでした。もうそんな生活はしたくないのです。

それと、これもFX時代の後遺症なのですが、今でも為替の動きが気になります。

今は円安だと言われています。確かに私がFXを退場した時など1ドル79円台だった事もある訳ですから、その時と比べると150%程も円安になっている事になります。

話は替わりますが、皆さん「このハンドルは幾らでしょうか?」というナゾナゾを知っていますか? 答えは「180円」です。
私の子供の頃はドル円は1ドル360円に固定されていたので、半ドルは180円という答えが成立していたのです。

現在は変動為替相場で、常に答えが変わってしまう為にナゾナゾ自体が成立しません。
しかし、嘗てそういう時代もあったのです。

1ドル79円は流石に行き過ぎだと思いますが、今後再び100円を切る時が来るかも知れないし、逆に円安が進み1ドル150円台なんて事もあるかも知れません。
為替の動きは素人には想像も付かないのだという事をFXで学びました。

そして、ETFは為替相場によって購入口数が変わってきます。
ETF自体の値動きに加えて為替相場も気にして…なんて、そんな気苦労をしたくはありません。

最近ではETFの定期積立もあるようなので、それなら・・・と思わなくもないですが、入金力が小さくなった今から始めても…ねぇ?

でも、私には合っていないだけで、若い方なら米国ETFは魅力的な選択肢だとは思いますよ?

仮想通貨ってそもそも何?

投資対象としての仮想通貨ですが、そもそも仮想通貨自体が良く分かりません。
マイニング(採掘)が有限である暗号を資源に見立てて、投資対象にしているのだと思いますが、ビットコインやらイーサリアムやら、正直言って何が何やらという感じです。

金は手に取る事も出来ますし、個別株は文字通り会社の決算や財務を見る事が出来ます。
インデックスファンドも構成銘柄はともかく、何となく指数に連動するという事でイメージ出来ます。
ですが仮想通貨に関しては、私には内容がまったく見えないのです。

何を選んで良いのかも分かりませんし、仮想とは言えとても通貨とは思えないので、そんな海の物とも山の物とも分からない物を、どうしても投資対象として見る事が出来ません。おそらく今後も仮想通貨に手を出す事は無いと思います。

まとめ

FIREした今後は、以前のような入金力が無いので、どのように資産運用していくのか考える必要が出てきています。
積み立てこそ出来ませんが、余剰資金が出来た時には買い増しをしていきたいなと思ってはいます。
もしかすると、その際にはETFも投資対象と考えるかも知れません。
しかし、まずは現在の資産でどの程度暮らしていけるのかを見ていく必要があると思います。

自由になる時間が増える事で、生活費がどの程度ハネ上がるのか、セミリタイアを目指している訳ですが、本当に就職出来るのか、幾らくらいの収入を得られるのかも不明です。
月に5万円ほどの収入が得られれば最高なのですが、先日ハローワークに行った感じでは、現実は厳しそうですね。

いずれにしても、今はそれほど積極的に資産を増やしたいと思っていません。
勿論お金が欲しくないと言えば嘘になりますが、これ以上お金に振り回される生活を送りたくないというのも正直な気持ちなのです。

妻子も兄弟もいないボッチな私は、資産を継いでくれる人がいません。
資産を遺す事が出来ない以上、私が死ぬ時に資産を使い切ってゼロになるのが理想ですが、現実的にはそんな事は不可能です。

何歳まで生きるのか分からないし、いずれ介護費用なども発生してくるのでしょう。そうした事も含めて、どの程度の費用が必要か分かりませんが、積極的に資産を増やそうという意欲が湧いてこないのです。
いずれ資産が枯渇し、後悔する時がくるかも知れませんね(^^;

コメント

タイトルとURLをコピーしました