来年には還暦を迎える良い歳をしたオッサンが、家に引き籠るようになった理由の一つにゲーム配信動画の視聴があります。
そもそも自身がゲームも出来ないのに、何故そんな物に嵌まってしまったのか、少し考えてみたいと思います。
オッサンはゲームが出来ない
実は、私自身はゲームが出来ません。
ゲーム機本体も持っていませんし、ゲームが出来るようなスペックのパソコンもありません。
以前に病院で働いていた頃に、医師を始めとして多くの職員がモンスターハンターというゲームをしていて、何となくプレイしているのを眺めていた事はあったのですが、ゲーム画面に酔ってしまい気持ち悪くなってしまい、その後自動車レースのゲームなどをさせてもらった事もあるのですが、やはり画面酔いしてしまい、自分にはコンピューターゲームは向いていないと自覚してからは、特に興味も無くなってしまいました。
ゲームが出来ないのにゲーム配信視聴?
何故そんなゲームとは無縁の生活を送ってきたオッサンがゲーム配信に嵌まってしまったのか?
それは配信者さんと視聴者さん(リスナー)の会話がとても面白かったからなんです。
ゲーム用語やルールを知らない事で、ゲームを見る楽しさは半減してしまっていると思うのですが、それでも見ていて楽しいんですよ。
自分もゲームが出来れば、もっと楽しいのだとは思うんですけどね~(^^;
ゲーム配信を視聴している年齢層は10代から20代の若者だろうと思うのですが、やはり若者言葉が分からない部分も多くて場違い感が半端なく、ほとんどROM専になっています。
それでも何故か、あの雰囲気が好きなんですよね~
配信者はプロ
配信者さんは私のようにゲームを知らない人間にも楽しく見せてくれます。
その辺りは、やはりプロなんだなぁと感じます。
ゲームが好きで、そのゲーム配信を見始めるというパターンが多いかと思いますが、逆に配信を見てゲームを始めたという人も多いんじゃないでしょうか?
それくらい彼(彼女)たちがゲームをしている動画を見るのは楽しいし、ゲーム自体も神業としか思えないプレイがあったり、思わず笑ってしまうような失敗があったりして、本当に見ていて飽きません。
最初は切り抜き動画から見ていたのですが、リアルタイムに体験してみたくなり、気が付けばドップリ嵌まってしまいました。
視聴者(リスナー)もプロ
配信者さんはプロだと話ましたが、それを見ている視聴者さん(リスナー)のコメントも負けていません。
視聴者が数万人にもなる配信では、コメント欄も凄い勢いで流れていくので、とても目で追えません。
そんな濁流のようなコメントを拾うのも神業だと思いますが、配信者の目に止まるようなコメントを書くリスナーもスゴイんですよ。
思わず「天才か!」と言いたくなる切り返しの連続に、配信者もプロならリスナーもプロだな~と関心してしまいます。
こうした配信者とリスナーの掛け合いは、息のあった漫才のようで、おそらくファン歴が長いであろうリスナーさんのコメントには、辛辣ながらも配信者への思い入れが感じられて、時にホッコリとした気持ちにさせてもらう事もあります。
それでも無理な配信もある
ゲーム配信を見るようになってから、かなり画面酔いに慣れてきたように思うのですが、APEXのような動きの激しいゲーム配信はまだ無理ですね~
画面酔いだけでなく、専門用語も多くて会話の内容にも付いていけないので、FPS系の配信動画は避けるようにしています。
それでも日本の配信者が頑張って練習し、世界レベルの大会でプロを相手に活躍したという話などを聞くと素直にスゴイと思います。
個々の力量はもちろん、司令塔やら攻撃役やらチームとして連携しているようで、きっともの凄く練習しているのだろうと思うので、本当に短時間しか見られないのが残念です。
切り抜きも楽しい
配信動画の醍醐味は、リアルタイムのやり取りを楽しむ事にあると思うのですが、切り抜き動画でも楽しさのエッセンスは十分に伝わると思います。
実際に私も、ゲーム配信に嵌まる切っ掛けになったのは切り抜き動画でしたしね。
以下私が嵌まる切っ掛けになった切り抜き動画を幾つか紹介したいと思います。
いずれもホロライブというバーチャルアイドル系の動画配信になります。
まずは、私がゲーム配信に嵌まる切っ掛けになった切り抜き動画です。
この「〇〇すぎるRPGシリーズ」は、ゲーム自体も製作者さんのセンスの良さが光るゲームだと思います。
次に、リスナーさんの発想と配信者の芸達者が、もはや名人芸と呼びたくなる切り抜きです。
こんなカーナビがあったら私も欲しいです。
最後に配信者のゲームの腕前が発揮されている動画です。
リスナーのコメントを読みながら、世界2位を相手善戦しているのがスゴイです。
バーチャルアイドルって、きっと好き嫌いが別れるかと思いますが、一度は見て欲しいなと思います。
スパチャについて
動画配信に付き物のスパチャ(スーパーチャット)については、正直に言うと私は微妙な感じを受けています。
スパチャ自体については、路上ライブでお金を払うような感覚ですし、「推し」と言うんでしょうか? 自分の応援するアイドルにスパチャという形で声援を送り、また自身のコメントを読んで貰えたら嬉しいという気持ちも解ります。
ですが、赤スパ(1万円以上?)を連投するのは、未成年者への金銭感覚の影響を考えると……なんてジジ臭い事を考えてしまう時もあります。
もちろん自分で働いて得たお金であれば、どのような使い方をするのも自由だと思いますが、ノリで高額スパを連投するのはどうなんでしょう?
とか言いながら、そんな高額スパチャ動画を面白いと思っている自分がいるのも確か何ですよね~
結局はそれも配信の楽しみ方の一つなのかなぁ?
この動画なんかは、配信者とリスナーのやり取りも面白くて好きなんですよ。
ちなみにこれも切り抜き動画です。
少しは自制しないと
動画配信は、深夜1時2時、或いはそれ以上の深夜に及ぶ場合が少なくありません。
私のような年齢になると、そこまで夜更かしをしてしまうと、翌日にまで影響を引きずってしまいます。
そうでなくても最近は引きこもりがちなのに、昼夜逆転してしまうようになったら、それこそ健康を害する事は確実だと思います。
ゲーム配信が終わった後にリスナーのコメントを読んだり雑談したり、そういった事も配信の楽しみだったりするので、ついつい夜更かしをしてしまいがちですが、還暦のオッサンのする事ではないですよね。
この辺りは自制をしないといけないと思っています。
この記事を書いていて、子供の頃に深夜ラジオを布団をかぶって聞いていた時代を思い出しました。
団地に住んでいて子供部屋なんて無かった時代、両親に気付かれないかヒヤヒヤしながらイヤホンで聞いていたのを良く覚えています。ああ懐かしいなぁ。
コミュニケーションを求めているのかも
社会との繋がりがないと人はダメになると書いた事があります。
ボッチ生活は慣れているつもりでいたけれど、心のどこかで家族を求める気持ちが残っているのかも知れません。
配信を見るのも、子供や孫たちが楽しく遊んでいるのを見ているような錯覚に陥っているのかも知れません。何か書いていて、とても自分がミジメな気持ちになってきました。
でも、やはり動画内で仲間どうしがワチャワチャやっていたりするのを見ると、過去の青春時代が思い出されたり、子供がいたらこんな感じだったのかなぁなどと思ったりする事もあります。
やはり、心のどこかにボッチは寂しいと感じているのかも知れません。
最後に「オイ大丈夫か? リアルでは道を踏み外さないで!」などと親目線で心配になってくるような動画を紹介したいと思います(これも切り抜きですが)
本当に配信者さんのパフォーマンスが絶妙なので、ぜひ配信の方も視聴してみて下さいな。
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