温泉饅頭の食べ比べをしてみました。

FIREについて

前回温泉巡りの記事で書こうと思ったのですが、かなり長文になってしまったので、2つに分ける事にしました。
今回は、温泉饅頭の食べ比べについて書きたいと思います。

四万温泉の温泉饅頭

四万温泉では、楓月堂さんの温泉まんじゅうを買いました。
それと、こちらも名物のようなので「夢まくら」というお菓子も買ってきました。

温泉饅頭は粒あんとこしあんの2種類があり、それぞれ自由に組み合わせて買う事が出来るようなので、私は両方を3個づつ計6個買いました。

粒あんは、皮の食感と小豆の風味を楽しめる味で、こし餡の方はコクのある甘さの餡子で、甘い物を食べたという満足感の高い味でした。
とは言うものの、どちらも甘さは控え目なので、何個でもひょいひょい食べられる感じでしたね~

もう一つの「夢まくら」はお餅(求肥?)で餡子を包んだ小さい大福のようなお菓子で、中の餡はクルミ餡と柚子餡の2種類で、どちらもクルミの渋みや柚子の香りなどが活かされていて美味しかったです。

草津温泉の温泉饅頭

草津温泉では、本家ちちやさんの温泉まんじゅうを買いました。
こちらの饅頭も2種類あって、普通?の温泉饅頭と栗饅頭の2種類でした。

温泉饅頭のスタンダードのような茶色い饅頭は、薄い生地に粒餡がたっぷり入った、まさにTHE温泉饅頭と言った味で、味的には四万温泉の粒餡とこし餡を足して2で割ったような感じ。
粒餡とこし餡の良い所取りで、小豆の皮の食感も楽しめるし、こし餡のコクのある甘味も楽しめる饅頭でした。

ただ……楓月堂さんの饅頭を食べた後だと、小豆の食感は控え目で甘味は強いけどコクは控え目?
いや悪口では無いんですよ?
餡子好きの人って「粒あん派」と「こし餡派」が居るじゃないですか?
本家ちちやさんの饅頭は、どちら派の人も楽しめるようにした結果なのかな…と思いました。

もう一つの白い栗饅頭は文句なく美味しかったです。
饅頭を割ってみると、こし餡と栗餡が綺麗に2層になっていて、食べても栗の風味がしっかり感じられました。

浅間酒造の酒まんじゅう

草津温泉から伊香保温泉に向かう途中で、「浅間酒造」さんの観光センターに立ち寄らせてもらいました。
そう言えば浅間酒造さんも、饅頭が定番のお土産だったなと思い、名物の酒まんじゅうを買ってみる事にしました。

浅間酒造さんの酒まんじゅうは、他の温泉饅頭と違って「薄皮で餡子がたっぷり」という訳ではなく、結構生地が厚く餡子は少なめです。

ですが、この生地に酒種が入っているのか、ほんのり日本酒の香りがしてとても美味しいんです。
生地の美味しさを活かす為に、この餡子の量なのだと思いますが、中の餡子は温泉饅頭のようなドシっとした餡子と違い、サラっとしていて生地とのバランスがとても良く美味しいです。

家に帰ってからだと、生地が冷えて固くなってしまうので、電子レンジで10秒ほどチンしてから食べるのがおススメです。
生地も柔らかくなり酒の香りも立って、とても美味しくなりますよ(^^)
生地を食べさせる為なのか、餡子の甘さは今回食べた饅頭の中で、一番アッサリしていたように思います。

伊香保温泉の温泉饅頭

伊香保温泉では、清芳亭さんの「湯の花まんじゅう」を買ってみました。
草津温泉の本家ちちやさんと同じように普通の饅頭と栗饅頭の2種類があるようなので、それぞれ3個ずつ買う事にしました。

こちらの饅頭は、浅間酒造さんの酒まんじゅうと違って、四万温泉や草津温泉とおなじように薄皮で餡子たっぷりタイプのスタンダード?な温泉まんじゅうでした。

味の方は茶色い方はこし餡で、今迄の中でコクと甘さが一番だったように思います。
なんだろう? 少し黒糖が入っているような感じがするのですが……?

栗饅頭の方は中の餡が白餡で、甘さも控え目でした。
本家ちちやさんの栗饅頭と違って、栗餡というよりも白餡のような白一色の餡でした。
白いんげん豆の餡なのかな?

でも栗の風味が無いのかというと、そういう訳でも無く、白餡の中に細かくした栗の粒が入っていて、食感のアクセントにもなっているので、これはこれでアリだと思いました。

まとめ?

今までは、温泉まんじゅうは何処も似たような物と思っていましたが、食べ比べてみると、それぞれ個性があり「こんなに違うのか」と驚きました。
ちなみに、どこも2種類の餡子が用意されていたのは偶然なんでしょうか?

四万温泉の楓月堂さんが、粒あんとこし餡の2種類。
草津温泉の本家ちちやさんは、粒あんとこし餡+栗餡の2種類。
伊香保温泉の清芳亭さんが、こし餡と栗餡の2種類。

本家ちちやさんも、清芳亭さんも、餡子の違いはありますけど、皮の色は白色で箱に詰めてもらうと分かり易い2色饅頭になりました。

肝心の味の方ですが、これはやはり個人の好みになるかと思います。
私なりに感じた事を書くと、餡子の風味の違いが大きかったですね。
特に小豆の風味と甘さやコクが違いました。 もちろん粒餡とこし餡の違いも大きいですけどね。
あえて順番に並べてみると…(あくまでも個人の感想です)

小豆の風味が感じられるのは
①楓月堂(粒あん)②本家ちちや(粒あん)③楓月堂(こし餡)④清芳亭(こし餡)

餡子の甘さとコクで並べると…
①清芳亭(こし餡)②本家ちちや(粒あん)③楓月堂(こし餡)④楓月堂(粒あん)

…という順番に感じられました。
面白かったのは、本家ちちやさんの饅頭は粒あんだけど、楓月堂さんのこし餡よりも甘さが強めでドッシリした感じだった事でしょうか?

ちなみに、小豆の風味・コクともに一番アッサリしていたのは、断トツで浅間酒造さんの酒まんじゅうだと思いました。
酒まんじゅうの場合、他の温泉饅頭が薄皮饅頭で餡子が主役なの対して、酒まんじゅうは、あくまで皮が主役で餡子が引き立て役になっているようです。

別にランキングを付けようとか大それた事は思いませんし、あくまでも好みは人それぞれだと思いますが、個人的に気に入ったのは楓月堂さんのつぶ餡かなぁ(^^)

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