自分は、60歳でのFIREを目指しています。
でも、自分には投資の才能はないし副業も難しいです。
じゃあ何もしていないのか? というと、自分なりに取り組んでいる事があります。
それは、家計を見直して貯蓄率を高める事です。
具体的には所得に対する貯蓄率50%を目指しています。
仮に総所得が400万円だったら200万円を貯金やら投資やらに回したいという事ですね。
では現在どのぐらい達成出来ているかというと、昨年の貯蓄率は48%で目標達成まで後一歩届きませんでした。
今回は、そんな自分が貯蓄率を高める為に行った事について、少し紹介出来ればと思っています……と言っても、あまり特別な事はしていないんですけどね(^^;
家賃(住居費)と食費について
通常であれば一番出費が大きいであろう住居費については、住宅ローンを完済しているので実質0円なのですが、これについては少し黒歴史があるので、正直良かったと素直には喜べない部分があります。
でも住居費が無いというのは、家計的にはやっぱり大きいですよね。(今後のリフォームで巨額の出費が予定されていますが)
そんな私の支出の多くを占めるのは食費なのですが、実はこれについては特に何もしていません。食べたいものを食べたいだけ買っています。
外食を避け、なるべく自炊を心掛けてはいますが、基本的に食費の節約は考えていません。
やはり食べる事は、ボッチ暮らしでも大きな楽しみの一つなので……
「好きなものを食べずして何が人生か!」ってくらい好き勝手に食べています。
まあ、それで健康を害しては元も子もないので、多少は考えていますけどね。
でも、キャンプに行くときなどは、結構な豪華食材を買ってますね~
高級ステーキ肉とか、本マグロのお刺身とか、普段なら買うのを躊躇してしまう食材をこれでもか!ってくらい用意します。
自分は酒が飲めないので、高級スイーツをクーラーボックスに入れて、焚火を見ながら食べるのなんて、本当に至福の時間です(^Q^)
では、家計のどこに手を入れていれたかというと、ありふれた話ですが光熱費・通信費・サブスクサービス、これらが大きいですね。
光熱費について
まず光熱費ですが、一番大きかったのは24時間風呂システムを止めた事ですね。
どこの家庭にもあるという物でも無いと思うので、参考になるかは疑問ですが…
我が家では、両親が健在だった頃に24時間風呂システムを導入していました。
自分の仕事が不規則だった事もあり「24時間何時でも風呂に入れるように」と導入していたのですが、あれってメチャクチャ電気代がかかるんですよ。
そりゃ24時間お風呂のお湯を保温しつづけ、尚且つお湯を綺麗に保つために、常にポンプを稼働してお湯を濾過し、紫外線を照射して殺菌しつづける訳ですから、電気を食わない訳がありません。
両親が他界してからは、さすがに自分一人で使うには、贅沢すぎると気が付きました。
システムを止めただけで、月の電気代が約半額になりました。
一昨年キャンプ用に買った、ハクキンカイロの存在も大きいですね。
今まで使い捨てのカイロを使っていたのですが、ハクキンカイロが予想外に使い勝手が良くて、いつも懐に入れています。
おかげで、ストーブやエアコンの出番が格段に少なくなりました。
これに関しては、あまりにも使い勝手が良く気に入ったので、別記事で紹介したいと思います。
季節にもよりますが相当な節約になりました。
特に真冬の電気代や灯油代などは月に1万円以上は少なくなりました。
サブスクサービスについて
動画配信を始めとするサブスクサービスについては、前回の浪費偏でも書きましたが、スカパーにしろレンタルDVDにしろ、自分は楽しむ事が出来ませんでした。
他の動画配信系のサービスなども使ってはみましたが、実際に試してみて自分には不要なものだと感じました。
元を取らなきゃと考えて、気が付いたら、そんなに見たくもない映画やドラマを見ていました。
金額もそうですが、そんな理由でに貴重な時間を使うのは何か違うと思ったのです。
なので、良く使うなぁと思うものだけに利用を絞ったら、2万円ほどの節約になりました。
どんだけ契約してたんだよ!って話ですね(^^;
現在はAmazonプライムだけは残してあります。
動画や音楽配信だけじゃなくて、日常的に使っている買い物でも優遇措置を得られるので、これだけは外せませんでした。
書籍代について
次にこれは大きいと思っているのが、自治体の図書館の存在ですね。
それまでは、月に5~6冊、約1万円くらいを書籍代に充てていましたが、現在はほぼ本を買う事は無くなりました。あっても電子書籍が多く、紙媒体の本を買うのは月に1~2冊程度に減りました。
電子書籍はAmazonのkindleを使っています。軽くて持ち運びも便利なのと、他のタブレットと違い目が疲れないので重宝しています。
それでも、どうしても紙媒体で欲しい本もあるのですが、これは自分には必要な出費だと思っています。
でも、うちの近所の図書館は、新刊も含めて結構な蔵書を誇り尚且つ自分の嗜好にあっているので、とても重宝しています。
大抵の本(R18などを除く)は、リクエストすれば凡そ応えてくれます。
これが無料で使えるのですから嬉しいですよね。
図書館の利用で、書籍代が月に7~8千円ほど浮きました。
通信費について
最期はやはり前回の記事にも書きましたが、携帯を始めとする通信費ですね。
毎月の携帯代の負担は、とても大きかったです。
分不相応な高機能端末を買っても、結局は機能を使いきれません。
私の場合はタブレット端末も複数もっていたので、その支払いも大きかったですし、両親が健在だった頃は、電話回線も2回線引き、それぞれでネットに加入していました。
父が他界してからも、何となく2回線とも放置していたので、この際だからと見直しました。
タブレットもWIFIでの使用が中心なので、大手キャリアとの契約は解除しました。
これだけで、月に2万円程度の節約になりました。
節約で生活の質が下がった?
光熱費、サブスクサービス、書籍費、通信費、これらの見直しだけで月に6万円以上の支出が減らせる結果となりましたが、生活の質が下がったという感じはありません。
自分の生活スタイルには合わないもの、身の丈にあっていなかった物を見直しただけなので、特別に生活が変化したという感じがないのです。
ただし、何というか「節約を頑張っているぜ!」という達成感みたいなものも感じられません。
けれど継続するためには寧ろ「頑張らない」方が大事な気がします。
ボッチという武器
まあ、他にも色々と生活の見直しを行い、気が付いたら貯蓄率が40%を超えていました。
そんな中で感じた自分の武器!
そう! FIREを目指す上で最も大きな武器だと思ったのは、自分が「ボッチ」だという事です。
やはり家族がいれば、生活していく上で幾ら自分が「必要」あるいは「不必要」と思っても、自分一人の考えだけでは決められませんよね?
生活スタイルを自分自身で自由に決められる。
このアドバンテージはとても大きいと思っています(^^)/
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