ボッチなオッサンは、モバイルWIFIを解約しようか迷っています。
自粛生活で休日の過ごし方が大きく変わり、今までは生活していく上での必需品だったモバイルWIFIが、ほとんど利用する機会が無くなってしまったのです。
いつになれば使える状況になるか分からない現状では、毎月の料金も無駄ではないか？と思った次第です。
図書館とモバイルWiFi
家族も友人も居ないボッチなオッサンが、どう休日を過ごしていたかと言うと、月に１～２度キャンプに行く他は、ほとんどの休日を図書館に入り浸って過ごしていました。
図書館に行って何をしていたかというと、もちろん図書館の本を読む事もありますが、どうしても溜まってしまう事務仕事を片づけたり、或いは仕事上の資料を作成するのにも、ちょうど良い環境だったんです。
家にいると、ヤル気が出なかったり、ついつい後回しにしてしまう事が多かったので、よし！ヤルぞ！っていう雰囲気を出す為にも、図書館という環境は最適でした。
ただし、図書館にはネット環境が無かったので、ちょっとした調べ物をする場合などは、モバイルWiFiが必需品だったのです。図書館でモバイルWIFIを使うのは、マナー違反かも？ですけど……
キャンプとモバイルWiFi
月に一度か二度キャンプに出掛けるのが、私の数少ない楽しみの一つです。
まったりと焚き火を楽しみながら、普段は聞かないインターネットラジオを聴くのは良いものです。
焚き火の後は動画を見る事もありますし、始めてのテントを立てる時などはYOUTUBEで立て方を見ながら設営するなんて事もありました。いずれの場合にもモバイルWiFiが欠かせません。
焚き火を見ながらYOUTUBEの焚き火動画を見ていたなんて、アホらしい事をしていた事もありましたね～(^^;
医療従事者としてのコロナの脅威
ニュースで病院でのクラスターが報道され、外来診療がストップし新規の入院受け入れもゼロになったという話を聞いてショックを受けました。
病院の規模にもよると思いますが、１カ月診療がストップすれば億単位の損失が出る可能性だってあります。
自分が働いている医療機関での感染者第１号にはなりたくない！ そう考えた医療従事者は、私だけでは無いと思います。
ましてや、病院でコロナの対応をしていて感染したならともかく、院外での会食などでコロナに感染してしまったら…考えただけで恐ろしいです。
病院としても、医療現場でコロナに感染する事は、ある意味で想定されるリスクに含まれるかも知れませんが、職場以外で感染したとなれば話は違います。
必然的に「不要不急の外出は自粛を」という話になります。 それも、おそらくは普通の会社とは比較にならないレベルの自粛が求められます。
私自身も、職場の皆に「医療従事者としての自覚」という言い訳の元、行動の自由の制限を強いている状態です。
変わってしまった私の休日
職場の皆に、そんな私権の制限とも言えるお願いをしている以上、私が遊びに出る訳にいきません。
ソロキャンプなら、屋外だし他の人との接触がある訳でも無いので、感染リスクは高くないのでは？ とも思うのですが、東京の実家へ帰省する事も出来ない職員を思えば、自分だけレクリエーションへ出かける気にはなれません。
これでモバイルWIFIを使っていた理由の一つが消えてしまいました。
そして、コロナの影響は図書館にも及びました。
さすがに休館にはなりませんでしたが、基本的に本の貸出のみ。
椅子の利用が大幅に制限されてしまいました。
無許可で座れた４人掛けの机は撤去され、個人用の机しか置いていません。
個人用の机を利用する場合は図書館に利用申請が必要で、しかも時間制限が設けられ、１人につき１時間までしか利用出来ません。
まあ、一日中立っていれば図書館内にいる事は出来るのかも知れませんが、図書館としては本を借りたら直ぐに退出して欲しいという事なのだと思います。
開館から閉館まで居座っていた私にとっては、利用が禁止されたのも同然の措置でした。
図書館に居られなくなれば、モバイルWIFIの出番も無くなってしまいます。
家で仕事をするのなら、家庭用のネット環境で十分な訳ですから。
こうして、私がモバイルWIFIを使う主な機会が、両方失われてしまったのです。
まあ、屋外での活動する機会が無いので、モバイルWIFIの出番が無くなるのも必然ですね。
いつか日常が戻るのだろうか？
ニュースなどで、新しい生活様式という言葉を良く聞きます。
新しい生活様式ってなんだろう？
マスクを日常的に付ける？ ３密を避ける？
もし図書館が、時間制限でしか利用出来ないのが新しい生活様式だったら？
そんな事を考えてしまいます。
使えなくなって、こんなに自分の中で図書館の存在が大きかったのかと驚いています。
今までは、本当に意識せずに利用していたので、これほどダメージがあるとは思ってもいませんでした。
キャンプにしても同じです。キャンプに行けない事が、これほど苦しいとは思いませんでした。
今も、手元にモバイルWIFIの端末が置いてあります。
もう何カ月電源を入れていないだろう？
そのうち元の生活に戻る、そうすればまた必要になる。そう思って解約せずに来ました。
でも、今は本当に元の生活に戻れるのだろうか？という気持ちが湧いています。
図書館もそうですが、キャンプにしたって仮に行けるようになっても、無線WIFIは必需品なのかな？
ラジオはともかく、音楽ならばスマホで聞けるし、動画だって事前に映画などをダウンロードしておけば、現地でネットに繋ぐ必要は無いのでは？
コロナ前の日常が戻るのを待っているよりも、新しいキャンプの楽しみ方を考えた方が早くないだろうか？ それこそ新しい生活様式を考えるように。
本当に、モバイルWIFI解約してしまおうかなぁ・・・
コメント