FIRE後の生活への準備、 改めて思い知った断捨離が進まない理由

FIREについて

FIRE後の準備の一環で、断捨離を始めたのですが、これが中々思うように行きません。
何故こんなに進まないのか、少し分別をしながら考えてみました。

進まない断捨離

不要な物を捨てて、最低限の「モノ」で生活する断捨離。
一時期は流行語になるほど有名で、現在進行形で進めている方も多いのではないでしょうか?

その一方で、一向に物が減らず、逆に増えてしまって途方にくれている人も多いのではないかと思います。私も断捨離が進まない人間の一人です。

いざ整理しようと思ったら、あまりの物の量に圧倒されて、どこから手を付けて良いやら途方に暮れています。
私自身は、物欲の少ない方だと思っていましたが、実際にはそんな事は無く、物欲まみれの人生だったと痛感しています。

家に溢れかえっているモノ

断捨離を進めようと、家に溢れかえっている物を分別してみると、大きく別けて、書籍類衣類記念品類様々な入れ物類使用していない家電類、この5つに大別出来ました。

このうち「様々の入れ物類」は、更に箱と紙袋に別れます。
箱関係は私が、紙袋は母が大量に貯め込んでいた物です(^^;

いずれにしても、このままの状態を放置しておけば、庭の惨状も含めてゴミ屋敷と化すのも時間の問題(既にゴミ屋敷化している?)かと思います。

箱が大量にある理由

もう随分と前になりますが、島田紳助さんと石坂浩二さんが司会をしていた「開運!何でも鑑定団」というテレビ番組を家族で良く見ていました(現在もやっているのかな?)

その番組の中で、玩具の鑑定で「箱が残っていれば〇〇円高かったんですけどね~」というセリフが印象的で、何となく処分する時の事を考えて、箱を取っておく事が習慣になり、家電関係からキャンプ道具まで、押し入れに入り切れないほどの空き箱が部屋に溢れかえっています。

でも良く考えてみると、鑑定団で価値がある箱とは「未開封」の意味で、空箱があっても中身がボロボロでは意味がありません。

ごくごく短期間だけ使って、すぐにリサイクルする場合ならば、あるいは箱があった方が良いのかも知れませんが、私のようにボロボロになるまで使い倒すタイプでは、肝心の中身に値段が付かないので、箱があってもなくても変わりません。

数十年という保管期間やスペースを占有している事などを考えると、箱を捨ててしまって、処分時にホームセンターで段ボールなどを買った方が経済的と感じました。

一部のレンタル品(ルーターなど長期にレンタルする物など)は、箱ごと返すようになっているものもありますが、その場合は事前に通知が来ていますので、それだけ気を付ければ良いですよね。

「いつか使う」日は絶対に来ない

もう一つの紙袋については、昔は百貨店などで買い物をすると「ちょっとオシャレな紙袋」に入れてくれました。

母はそんな紙袋を「いつか使うかも知れないから」と取っておくタイプで、どうも父と結婚する前からそんな習慣があったようで、調べてみると私が子供の頃には既に閉店していた隣市の百貨店の袋まで出てきました。

もしかすると「逆に値打ちがあるのでは?」なんて考えも一瞬頭を霞めましたが、保存が良く無かったのか、手に取ってみるとボロボロと崩れてしまいました。
そんな紙袋が箱類ほどではありませんが、家の中で一大勢力として鎮座していました。
おそらく数百~数千袋はあるのではないでしょうか?

私が考えるに「いつか使う日」というのは、一生来ないのではないか?と考えてしまいます。

特にやっかいなのが、色々な場所に分散して仕舞ってあること
意外な場所に「ここにもあったんかい!」みたいな事も良くあります(笑)

皆さんの家にも「ちょっとオシャレな紙袋」があったりしませんか?

意外と溜まってしまう記念品類

昔の結婚式は、食器などを引き出物として現物で渡すのが慣わし?でした。
或いは、何々さん勤続〇〇年記念とか、何々賞受賞記念とか、我が家には何かとそう言った品物が大量にあります。

近所のバザーなどに出した事もありますし、現在ならメルカリなどで売れるのかも知れません。

ですが、これらの品物には落とし穴があり、結婚式の引きで物などには新郎新婦の名前などが彫り込まれていたりします。

知らない夫婦の名前が入ったお皿とかタオルとか…売れると思います?

現在残っている品は、全部そんな物ばかり。

それに、私の知っている人物だと、何となく処分するにも躊躇いを感じます。
おそらく両親も似たような感じで、使う事も捨てる事も出来ずに、数十年も押し入れや物置に保管していたのではないかと思います。

昭和30年代(私が生まれる以前)の日付の付いたものもありました。

ほとんど交流の無い人も、お世話になったけれど既に亡くなった方の物も多くありますが、捨ててしまっても怒られないでしょうか?

黒歴史も垣間見える衣類

亡くなった両親の衣類は、かなり処分したのですが、まだ着物とかは残っていますし、一部の衣類にも手が出せていません。

まだ両親の衣類には、思い出もあるとか言い訳も出来ますが、問題は自分の衣類ですね。

Tシャツなどは下着として着られるかもと思いましたが、やはり生地がボロボロです。

それに学生時代の服とか絶対に着ないですし、今では黒歴史とも言えるギラギラのラメが入ったスーツとかも見つけました。

あんな物を自分で着ていたなんて信じたくありません。いっそ自らの戒めに残して置こうかと思うくらいで、絶対に古着屋やメルカリなどでの処分は考えられません。

もう、壺か何かに封印してしまいたいですね。

本棚の存在から考えたい書籍類

本や雑誌の類、これが一番スペースを取っています。
もう本棚を飛び出し、一部屋どころか家中を占拠しています。

本の処分のやっかいな所は、いらない本を処分しようとすると、ついつい読み始めてしまい、それだけで一日が終わってしまって、結局捨てられなかったというパターンが良くある事ですね。

昔は良く読む本を本棚に入れて、読まなくなった本を段ボールに入れてとかやっていましたが、もうそんな次元ではありません。

これは、本棚を増やすか、本を処分するかの2択ですが、考えるまでもなく処分ですね。
取り敢えず、段ボールに入った本は中身を確認せずにブックオフなどへ……
持っていけないだろうなぁ
やはり内容は確認してしまうと思いますが、本棚に復活する日は来ないと信じるしかないですね。

それと、本棚も現在は大きなものが3つあるのですが、一つを処分しようかと思っています

そもそも本棚がなければ、本を買う際も少しは収納の事も考えると思うので、今後は図書館を多く利用したり、電子書籍を利用したり、極力そいった物を活用したいと思います。

断捨離……いつになるやら

少しづつ分別をし、処分を始めましたが、まだまだ山のように物が溢れて、私の家はゴミ屋敷同然と化しています。
この調子で片づけていても、FIREまでに整理が付くとは到底思えません。

逆に何故か物が増えている気がするんですよね~ 何でだろう?

昔、吾妻ひでおさんという方の漫画に、刑務所の独房に入れられているのに、翌日には独房の中が雑誌やカップラーメンなどのゴミっで一杯になるという2コマ漫画がありましたが、そんな気分を味わっています。

本当に何とかしないと、FIRE後の人生が物を片づけるだけで終わってしまいそうな、そんな危機感を持っています(T _T)

そうそう、おそらく家にまだ梅の木があった頃(今から50年程前)に作ったと思われる真っ黒になった年代物の梅酒も4樽ほど発見しました。あれって、まだ飲めるのかな?
本当に物持ちの良い家だと関心(放心?)しています。

最終手段としては、不用品処分サービスにお願いして、本当に必要な物だけを避難させ、一気に処分してしまうの方法もありかも知れません。
ネットなどで調べて見ると、どうやら数万円の料金で済みそうです。本当に検討してみようかな~

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