以前に、業務スーパーでブルグルピラフという物を買ったのですが、賞味期限が長かった為、食材庫の置くに放置してあったのを発見したので、折角なので食べてみる事にしました。
簡単お手軽ブルグルピラフ
私は日常的に業務スーパーにお世話になっています。
価格設定の安さもあるのですが、普通のスーパーでは見かけないような珍しい輸入食品の品揃えが豊富なのも魅力的なんですよ。
以前にも、袋の中身と水をフライパンに入れ、後は良い感じに水分が減るまで火にかけるだけという簡単パスタシリーズや、まったく同じコンセプトの簡単リゾットなどを買ってきました。
今回のブルグルピラフは更にお手軽で、レトルト風の袋の一部を切って、後は電磁レンジでチンするだけ！
お値段も２食分で１９８円とこれは試してみるしかないと思い、衝動的に買ってしまいました。
それにしても、業務スーパーは本当に面白いです。
普段見かけない商品は多いしお値段はお手頃だし、近所にお店があったら是非一度覗いてみて下さい。
「業務スーパー」と言っても「一般のお客様歓迎」と看板に書いてありますし、特に飲食店の人が買い付けに来ているという感じも少なく、客層は普通のスーパーとあまり変わらないように思います。
ブルグルって何？
今回買ったブルグルピラフは、パッケージの裏面を見るとトルコからの輸入食品のようです。
まあピラフというからには米料理の一種なのだろうと思って買ってみる事にしました。
さっそく作ってみたところ「あれ？ 米が小さくない？」と思ってパッケージを見ると、何とこのピラフには米が使われおらず、米の替わり？ に米風の小さな粒が入っています。
もしかして、これは噂に聞く「クスクス」という物だろうか？と思って調べてみると、この米のような物が商品名にもなっているブルグルだったようです。
皆さんはブルグルって聞いた事ありますか？
ブルグルとは挽き割りにした小麦の事で、地中海やインドなどで食べられている食材との事でした。
最初に思ったクスクスが小麦粉を使ったパスタの一種なのに対して、こちらは挽き割りにしてあるとは言え小麦そのもの。まったくの別物のようですね。
ブルグルピラフの作り方
これは何度も書いているように本当に簡単！ 水も調味料も何も用意する必要はありません。
袋の一部を切り取って、電子レンジで５００Ｗで２分半加熱するだけ。
後はお皿に盛って、さあ食べて下さいというお手軽ピラフです。
ピラフというと、米を炒めて味付けをして、それから炊飯してと結構手間がかかりますが、これは味付けどころか炒める過程も炊飯も必要なく、本当にただレンジでチンするだけ。
食事を作るのが面倒な時などは重宝しそうですね。
しかも、１袋２食分で１９８円ととてもリーズナブルで、レトルト食品の一種なのか？常温で１年程の長期保存が出来るので、非常食替わりに買い置きしても良いかも知れません。
ブルグルピラフの味は？
私の行きつけの業務スーパーに置いてあったのは、「レンズ豆」「マッシュルーム」「キヌア」の３種類でした。
一応３種類とも食べてみましたが、味の方は……正直に言うと可も無く不可も無くと言った感じで、別に不味くは無いけれどリピートするか？と聞かれると微妙ですね。
レンズ豆のピラフは、結構油っこいなというのが最初の印象です。
確かに塩味は感じるのですが、何か一味足りなくて油感だけがが残ってしまう印象でした。
ちなみに、ブルグルに混ざっている黒っぽいものがレンズ豆なのだと思いますが、レンズ豆自体を食べた事が無いので、何とも言えませんが特に癖も無いかわりに特徴的な風味も無く、やはり微妙と言わざるを得ません。
マッシュルームは、レンズ豆のピラフより油っこさは控え目ですが、逆に言うと更に特徴が無くなったような感じでしたねぇ（＿ ＿；
マッシュルームも、私の知っているマッシュルームというより、干しシイタケのようなキノコがチョロッと入っているのが、何と言うか「一応入ってまっせ～」的に感じられて、しなびた様なキノコに哀愁？を感じてしまいました。
最後に食べたのが、キヌアという食材を使ったプルグルピラフでした。
キヌアという食材も、私は食べた事が無いのですが、中に見える小さな黒い粒がキヌアなのでしょうか？
こちらについては、キヌアだけでなく乾燥トマトが入っているようで、ほのかな酸味がアクセントとなり、結構美味しかったです。これならリピもありかな？
アレンジ向きな商品
業務スーパーの商品って、結構普通のお店で売っている物と味付けが違う事が多いです。代表的なのはカレー類かな？
同じメーカーの同じ商品なのに、作ってみると業務スーパーのカレーの方が何となく一味足りない気がするんです。
これには理由があって、味のベースは作ってあるので「後は皆さまで自由にアレンジして下さい」という事なのだとか。
この辺りは、いくら「一般のお客様歓迎」と言っても、やはりメインは「業務用」という事なのでしょうね。
今回のブルグルピラフに関しても、そのままでは微妙な感じでしたが、変な癖がある訳ではないので、色々とアレンジして見ると美味しく食べられそうな気がします。
お皿に盛る前に、少しバターで和えて見るだけでも大化けしそうですし、ライス感覚で、他の料理に添えるのもアリだと思います。
そう考えると、短時間で手間を掛けずに作れるというのは強みだし、あまり単体で食べる事を想定していないというか、アレンジ前提の商品なのかも知れません。
まとめ
味は微妙で「可も無く不可も無い」などと書いてしまいましたが、アレンジ前提で考えると、以外に優れ物なのかも知れません。
とにかく癖（味や香りが強調し過ぎていない）ので、様々なアレンジが可能だし、他の料理に添えるのであれば、他の料理を邪魔しない有能なバイプレヤーとなってくれそうです。（最初に悪口を書いてゴメンよ～m（_ _）m）
カロリーも、結構油が使ってあるのに、白米よりも低カロリーで２食分でも４００～４５０kcal程度。
ただ一袋２５０ｇなので、単体で食べるのであれば成人男性であれば２食ではなく一食分かな～？という感じです。
他のオカズを用意したり、アレンジ…例えばガパオライスのベースにしたりすれば、夫婦２人で丁度良いサイズではないでしょうか？
常温で長期保存も出来ますので、何袋か買っておくと意外と重宝するかも知れません。
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