ボク(還暦)の考えた、最強に贅沢(?)な車中泊スクラムワゴン

趣味のアウトドア

早期退職してから、快適に車中泊出来る車を目指して細々とⅮIYしてきましたが、他の方のカスタムには及びませんが、なんとか車中泊仕様になってきたように思いますので、現時点での私のスクラムワゴンを紹介したいと思います。

贅沢仕様?のフルフラット化

エブリイワゴン(スクラムワゴン)の荷室は、後席を倒してフルフラットにしても、後席と荷室の間に若干の段差が出来てしまいます。

厚みのあるマットなどを引けば気にならないのかも知れませんが、私はアッぺーチャンネルさんの動画を参考に、厚さ2cmのコルクマットを2段重ねにして段差を解消し、その上から更に手触りの良いクッションラグを敷く事で部屋感を出しました。

このラグはサイズもほぼスクラムワゴンにピッタリで、クッション性もあってフワフワと手触りも良いので、そのままゴロ寝も出来るほど快適で贅沢?な室内空間が出来ました。
ただ、ちょっと汚れには弱いかな?(^^;

実際に寝る際には、中華製の折り畳みマットとホームセンターの銀マットを敷き、その上に寝袋を敷いていますが、クッション性も良く快適に寝る事が出来ます。
寒くなってきたら、冬用の寝袋や電気毛布なども使おうかと考えています。

収納増設(天井収納)

軽バンタイプは、そもそも荷室空間が広い為に収納力は抜群なのですが、車中泊での快適性を高める為に、2点ほど手を加えました。

まずは定番の天井収納ですが、最初はイレクターパイプ4本を使ってカゴを付けようと思ったのですが、一人車中泊でそれほど収納性が必要か?という事と、固定式のカゴが常に天井にあるのも邪魔かも知れないと思い、2本のパイプの間にエーモンのラゲッジメッシュネットを取付けました。

普段は寝る時用の折り畳みマットや寝袋・後部窓用の布などの軽い物を置く程度なので、これでも十分に使えるし固定カゴにしなくて良かったと思っています。

収納増設(ラゲッジボード)

これも取り付けている方が多いようですが、荷室にラゲッジボードを取り付けて、より効率よく荷物を詰めるようにしました。

純正のラゲッジボードはとても高価なので、近所のホームセンターでパーチカルボードを購入しました。だいたい2000円ほどだったと思います。

スクラムワゴンにはバンタイプと違って、最初からボードを設置する溝があります。
上下2段あるのですが私は高い方に設置しました。

ボード自体にも結構な重さがあるので、置いておくだけでも外れる事は無いのですが、イレクターパイプ用のアタッチメントで押さえるようにしています。

普段は荷物置きとして使用して、車中泊の際にはテーブルとしても利用しています。
かなり強度も高く車載用の冷蔵庫やポータブル電源なども余裕で置けるので、かなり重宝しています。今回はボードの上にポータブル冷蔵庫とクーラーバッグの両方を置いてみました。

下段には、荷室の助手席側に引き出しタイプのコンテナや、ペグケース・テント・BANDOKのツールボックスなどが置いてありますが、出かける時の目的地や気分で内容は変えています。

アンバランスなカーテン

車内のプライバシーを守る為のカーテンですが、結構アンバランスな構成になってしまいました。

セカンドシートの窓用には遮光カーテンを取り付けたので、昼間に車内が見えないのはもちろん、夜照明を点けても光が外に漏れる事はありません。

しかし、荷室の窓は百均の薄っぺらいカーテンなので、昼間はともかく夜は車内が丸見えになってしまいます。

とは言っても窓自体が小さいので、覗きこまなければ見えませんので私自身はあまり気になりません。
ただ……車内の光が外へ漏れると、他の利用者さんへの迷惑になってしまわないかと、その点は少し考える必要がありますね。

私的には、後席の窓だけとは言え遮光カーテンを取り付けたのは贅沢ポイントではないかと思っています。

電化製品満載

私は普段の生活と変わらないほど電化製品を使ってしまうので、ポータブル電源が必須です。
キャンプをする際にも、電気毛布やポータブル冷蔵庫を使うなどポタ電のお世話になっていましたが、スクラムワゴンでの車中泊でもJackeryのポータブル電源を積んで電化製品を使っています。

冷蔵庫の容量は小さいのですが、1~2箔程度であれば通常のクーラーボックスと組み合わせれば十分な食材を入れておけます。

他にも扇風機も持ち込んでいますし、スマホやタブレットの充電などにも利用していますが、キャンプの時と大きく違うのは、ラゲッジボードをテーブル変わりに出来るので、ポータブル電源と合わせて車内でパソコンを使うようになった事ですね。

仕事出来ます系の人達が外出先でパソコンを使う姿をたまに見ますが、まさか自分が外出先でパソコンを使うようになるとは思いませんでした。

車中泊にポータブル電源は付き物かも知れませんが、それなりに値段もするので個人的にはこれも贅沢ポイントかと思っています。

意外と使える冷蔵庫

私のキャンプスタイルでは、クーラーボックス(ソフトタイプ)がメインで、ポータブル冷蔵庫は補助的な使い方でした。

1泊程度ならばクーラーボックスでも問題ないのですが、冷蔵庫があると2泊以上の旅になるとポータブル冷蔵庫が活躍する場が増えてきます。電力に関しては、一度冷えてしまえば消費電力は少なくポタ電でも結構持ちますし、車載時にはポタ電を使わずアクセサリーソケットを使う事が出来ますしね。

実際の電気使用量や、冷蔵性能などはまた別に紹介させて貰えればと思うのですが、私が使ってみた感想では「かなり使える」と感じています。

結構冷えてくれますし、商品レビューに良く書かれている「音がウルサイ!」というのも、一度冷えてしまえば静かだと思います。
音がウルサイと言うのは、一定時間で庫内温度が上がって再冷却が必要になるので、その際のファンの音が気になるという事だと思うのですが、軽ワゴンのスクラムワゴンでは、車外の音の方が遥かに大きいので、特に気になった事は無いですね。大型のミニバンやキャンピングカーだと、また違うのかも知れませんが。

まとめ

以上が、現在の私のスクラムワゴンのカスタム状況になります。
せっかく車中泊仕様にしたものの、最近はほとんど外出自体が出来ていないので、改善点自体が見つけられないのが実情です。

今後も色々手を加えていく事になると思いますが、現時点ではこれが私の車中泊仕様のスクラムワゴンという事になります。

本格的に車中泊を楽しんでいる方からすれば「それで最強?www」と笑われてしまいそうですし、手を加えるところやお金をかける部分もチグハグだという自覚もあります。
まあ、それらも含めて試行錯誤しながら自分なりにカスタムしていきたいなと思っています。

前述したように最近は近所にしか出かけていませんし「自宅の駐車場で寝る」なんてアホな事をしていますが、遠出するようになれば色々と改善点にも気付けると思うので、近いうちに県外へも旅行に行ってみたいな~(^^)

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